|
カテゴリ:地図
外国人向け地図記号「観光案内所」を決定(国土地理院)
国土地理院では、案内用図(ピクトグラム)の日本工業規格(JIS)が改正されたのを受け、外国人向け地図記号「観光案内所」を決定しました。今後、国土地理院が外国人向けの地図を作成する際に使用するとともに、地方公共団体や民間地図会社などにも広く周知して、活用を促進します。 国土地理院が平成28年3月に公開していた外国人向け地図記号に、新たに「観光案内所」が加わった。 これは7月20日に案内用図(ピクトグラム)のJISが改正されたことを受けてのもの。 従来案内所のピクトはJISと国際標準であるISOで異なっていたことから、国土地理院では決定を見送っていた経緯がある。 これまでJISでは有人の「案内所」と無人の「情報コーナー」を別々のピクト(前者が「?」マーク、後者が「i」マーク)で表現しており、街中では観光案内所などで利用されるピクトで両者が混在している状況が生まれていた。 このたびのJISの改正で「 i 」マークは、「?」マークの案内所(有人)の意味を含んだ定義となり、名称が「情報コーナー」から「案内」に変更されている。 なお「?」マークについては変更がない。 これを受けて国土地理院では、「観光案内所」の外国人向け地図記号 を「『i』または『?』」として追加した。 外国人向け地図記号「観光案内所」は、今後国土地理院が外国人向けの地図を作成する際に順次適用されるほか、公共測量に適用される「作業規程の準則」の改正版にも反映する。 また、関係機関や地方公共団体、民間地図会社などに広く周知することで活用を促進する予定。 これ実は事前に行われたアンケートの結果では、日本人・外国人ともJISの「?」の方が優勢だったというのが興味深い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.20 18:53:07
コメント(0) | コメントを書く
[地図] カテゴリの最新記事
|