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三陸鉄道ジオ鉄フリーきっぷ追加発売について（三陸鉄道）

三陸鉄道株式会社（岩手県宮古市）では、公益財団法人深田地質研究所（東京都文京区）様の協力により、平成29年4月28日に三陸鉄道ジオ鉄フリーきっぷを100枚発売いたしましたが、好評でほぼ完売となりました。深田地質研究所様から再度のご協力があり、100枚の追加発売を下記のとおり実施しますのでお知らせいたします。

いわゆる「ジオ鉄」は、鉄道とジオの楽しみを融合させた概念で、鉄道を通じて地球の成り立ちと大地の変化に想いを馳せることを旨としている（「ジオ鉄」じゃ公益財団法人深田地質研究所によって商標登録されている）。

フリーきっぷは三陸鉄道北リアス線（宮古～久慈）と南リアス線（盛～釜石）共通で利用でき、平成29年7月25日～平成30年8月30日の間の土休日の任意の1日が乗り放題となるもの。
価格は2,930円。
三陸鉄道の運賃は宮古～久慈間が1,850円、盛～釜石間が1,080円で、値段設定としては両線を両方乗った金額となっており、宮古～久慈間を往復利用すると700円以上お得ということになる。
発売は100セットでフリー乗車券と「三陸鉄道ジオ鉄マップ」のセット発売。

「三陸鉄道ジオ鉄マップ」は深田地質研究所深田研ジオ鉄普及委員会が2年あまりかけて作成した地図で、地質図をベースに三陸鉄道の路線図や縦断面図、トンネル、橋梁など記載されており、駅や車両など三陸鉄道の資料のほか、沿線のジオポイントも盛り込まれているという優れモノ。
このマップだけでも価値がありそう。

三陸鉄道沿線は平成25年に日本ジオパークに認定された「三陸ジオパーク」のエリアにあたり、多くのジオサイトが点在している。
マップは三陸ジオパークをアピールする役割を担うことになる。