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2017.08.05
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カテゴリ:災害・防災
九州北部豪雨 氾濫河川の両岸で浸水被害に大差(NHK)

九州北部豪雨で氾濫した福岡県朝倉市の一部の川では、わずか30分で川の西側の地域が深さ2メートル以上浸水した一方、対岸の地域の浸水は一部にとどまったと見られることがわかりました。


東京理科大学の二瓶泰雄教授の研究チームによる調査結果に関する記事。
朝倉市の北川を対象に、上流の雨量や地形、氾濫の状況、住民への聞き取りをもとにシミュレーションを行ったものだが、川の西側で浸水被害が大きかったのに対して、東側では浸水が限定的であったというもの。

これは主として地形が影響しており、地理院地図で当該個所の治水地形分類図を見ると、東側は比較的川の近くまで段丘になっているのに対して、西側は氾濫平野となっていることがわかる。
標高差は5m程度あり、浸水の差が出るのはある意味必然といえる。
また、航空写真を重ね合わせてみると、東側では家屋のほとんどが段丘上にあるのに対して、西側では(西側にも段丘はあるが)低地にも家屋が建っていることも見てとれることから、浸水被害の差は地形的には理にかなっていることになる。

洪水ハザードマップでは北川周辺の低地は浸水想定区域になっていないが、これは浸水想定が筑後川の氾濫を対象としているため(※もちろん浸水想定はある一定条件下のシミュレーション結果であり実際の浸水がその通りになるという意味ではない)。
一方で土砂災害ハザードマップを見ると、上流部が土石流危険渓流であり、下流への水や土砂の流出があることはある程度警戒しなければならない場所であることがわかる。

対岸への避難は早いうちであれば可能だが、河川が増水した状態では現実的に難しいだろう。
氾濫平野等低地に家がある場合は一層早めの避難行動をとることが重要になる。

災害のたびに言われることではあるが、自らの土地がどのような場所であり、どのような被害が起こり得るのかを事前に知っておくことは人的被害を防ぐ上では必須といえる。
前述のような情報は市町村のハザードマップは地理院地図である程度把握することが可能。
もちろん刻々と変化する気象情報にも十分注意を払う必要がある。
ハードルは高いかも知れないが、是非一度自分の住む土地の地図をチェックしておくことをお勧めしたい。





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Last updated  2017.08.06 00:24:05
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