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〈ゆっくりでいいんどねしあ〉『だじゃれ世界一周』長谷川義史著(産経ニュース)
水滴がポツン。自由の女神が空を見上げて〈あれ!あめりか?〉。反対側のページではベレー帽の男が〈きょうはふらんす〉。 だじゃれとコミカルな絵で笑わせてくれる子ども向けの絵本。 くだらなくもありながら、クスッと笑ってしまうおかしさもある。 子どもが世界の国名を楽しく覚えるには案外こうした方法もありかもしれない。 こういう企画は地理的に云々というよりは、いわゆる言葉遊びの範疇に入るものと考えていい。 リズミカルな言葉で自然と国名が覚えられるのは、少なくとも「国名を覚える」という意味では有効だろう。 課題はそこからどうやって地理的興味に誘導するのかという点。 言葉(国名)を覚えるうえではまだ国語能力的な側面が強い。 そこからどうやって「地名」として空間を意識させることができればアウトリーチとしては面白いのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.14 02:53:22
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