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カテゴリ:地図
西麻布のワーキングスペース「テイショク」で開催された「テイショクでセキショク!」に司会という形で関わらせていただいた。
「テイショク」は西麻布の交差点を見おろすビルの7階にある。 見おろすとはいったものの、交差点は谷底にあり、六本木通りの上を走る首都高速とはほぼ同じ高さ(高速は地形を無視してまっすぐ谷をわたるため)で、背景には六本木ヒルズを見上げるシチュエーション。 「千葉達朗トークイベント」という位置づけだが、参加者も含めて、飲み食いしながらみんなでワイワイ語るイメージ。 来場者は18名で、会場は満員。 その他IPLによる「クラスストリーム」というライブ配信が行われた。 今夜は「第1夜・まち」というテーマで、会場である「テイショク」を運呈するバリューレイズの不動産コンサルタント山田武男氏がゲスト。 第一部は「赤色立体地図の父」千葉さんによるプレゼン。 赤色立体地図のこと、そしてその発展形であるこの日の主役「COOL MAP」(仮称)が紹介された。 オブリークカメラによる3D都市モデルから生成された新しい地図で、DSM(デジタル表層モデル=木や建物の上の高さを捉えたデータ)とDEM(デジタル標高モデル=木や建物の高さを引いた地盤高のデータ)の差分から純粋な木や建物などの構造物の高さを抽出して高さごとに色分けして、赤色立体地図による地形データと重ねたもの。 6月に新宿西口広場で開催された「くらしと測量・地図展」のために思いつきで(千葉さん談)作られた地図だが、これが都市のリアルな姿を見事にあぶりだす。 後半はこの「COOL MAP」の大判出力図を囲んでみんなでワイワイとやる。 山田武男氏が不動産コンサルタントの目で、地図中で気になるところや面白い箇所を見つけて解説、千葉さんとのやりとりをしながら次々と東京のこれまで気づかなかった一面を露わにしていく。 そこに参加者も加わって質問をぶつけたり、思いのたけを語ったり、なかなか楽しいやり取りだった。 出力された地図はホワイトボード仕立てで自由に書き込みができるので、途中からは参加者たちが自分の思い入れのある場所をどんどんマークしていって異様な盛り上がりに(笑) 参加者は不動産関係の方が多かったこともあって、皆さん物件名を挙げながらマーキングしていくという実にマニアックな展開。 6月の「くらしと測量・地図展」の時には気づかなかった「COOL MAP」の新たな可能性に気づかされることになった。 ホワイトボード仕立ての「COOL MAP」は欲しいという人が続出。 それにしても不動産関係の民さん、実に濃い。 放っておいたら朝まで続く勢いだった(笑) 個人的にはアナログ地図を囲んで語り合う楽しさを再発見させてもらった。 イベントは来週8日に「第2夜・やま」が開催される。 ゲストは山岳イラストレーターの鈴木みき氏。 こちらもこうご期待。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.02 02:46:33
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