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カテゴリ:地図
先週の金曜日に続いて、西麻布のワーキングスペース「テイショク」で開催された「テイショクでセキショク!」で司会をさせていただいた。
「赤色立体地図の父」千葉達朗氏のトークイベントは相変わらずの人気で、またしても会場は満員。 この日のゲストは山岳イラストレーターの鈴木みきさん。 山関係の著書がたくさんある方で、イラストや漫画で山登りの魅力やノウハウ、さらには地図の読み方などをわかりやすく解説する作風が印象的。 山好きにも色々あるけど、みきさんは岩石や地質など、「地面の中身」への興味が高じて山登りの世界に入っていったというちょっとマニアックな方。 その後火山の魅力にハマり、千葉さんと知り合い、さらに朝日新聞出版の「日本百名山」で赤色立体地図との共演(?)を果たし、意気投合して今回のイベント出演となった。 前半は千葉さんのプレゼン。 赤色立体地図誕生の経緯や原理、さらにはその応用など盛りだくさんの内容。 新ネタとして「富士山はボタ山と同じようなもの」というスライドや、「砥石を赤色立体地図で見る」などという斬新な絵も。 後半は鈴木みきさんの自己紹介や山岳愛の話から始まり、その後は前週同様にホワイトボード仕様の大判地図を床に広げてみんなであれこれ書きこみながら楽しんだ。 前週は都市をテーマにしたCOOL MAPだったが、今日は山がテーマということもあり、長野県やみきさんの住む山梨県がすっぽり入る赤色立体地図が主役。 基本は飲み食いをしながら地図を囲んでわいわいやるラフな形なのだけど、前週が本当にワイワイやっていた(笑)のに比べて、この日の参加者は真剣そのもの。 というのも赤色立体地図からどれがどの山かを特定するのが難しく、謎解き大会の様相を呈していたから。 火山はわかりやすいのだが、北アルプスや中央アルプス、そして最も難易度の高かった南アルプスを特定していくのは、さしずめ推理小説の犯人を解くかのよう。 これがなかなか面白かった。 こういう形でクイズ形式っぽく進めるのもなかなか楽しい。 やはり大判地図を広げてみんなでつつく企画はいい。 方向依存のない赤色立体地図の強みでもあるわけだが。 こういう形で楽しむワークショップ形式の地図イベントはまたやってみたいと思った。 それにしても千葉さんが地図の上に這いつくばっている姿が何ともいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.09 02:11:34
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