カテゴリ:ブルゴーニュ赤
ジョゼフ・ロティ Joseph Roty はジュヴレ・シャンベルタン村 Gevrey-Chambertin の名手。今回開けたシャルム・シャンベルタン特級トレ・ヴィエイユ・ヴィーニュ Charmes-Chambertin Grand Cru Très Vieilles Vignes 2002 は1885年に植樹されたブドウの樹から収穫されたブドウから作られているワイン。
このワインは2005年に購入し、19年余りセラーで保管していたもの。 瓶詰めされて20年以上経過しているのだが、ようやくピークに入ってきたところという感じ。開栓直後は果実味が閉じ気味だったが、抜栓後2時間ぐらいから開いてきて良くなった。 色調は少し全体に褪色の進んだルビー色。ドライフルーツっぽい黒系果実、マッシュルーム、鉄の香り。アルコール度数表示は13.5%で、無骨な印象の凝縮感ある果実味が印象的。酸は綺麗に出ており、タンニンは滑らかに溶け切って単独で飲んでも気にならない。 今年飲んだ2002年のブルゴーニュ赤の中では、 Georges Mugneret Ruchottes-Chambertin Grand Cru 2002 には一歩譲るが、 Mommesin Clos de Tart Grand Cru 2002 Marquis d' Angerville Volnay 1er Cru Clos des Ducs 2002 あたりとは甲乙つけがたい感じ。 感動の1本であった。 コルクの長さは51mm。質はまあまあ。状態はかなり良好だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月27日 20時46分45秒
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