chocolate babe

私がｹﾆｱのﾅｲﾛﾋﾞからﾎﾞﾝｺﾞに帰国する時、国境のｹﾆｱの入管で入管ｵﾌｨｻｰ2人と私&ｷﾘとの間で少々揉め事があった。

で、またﾎﾞﾝｺﾞからﾅｲﾛﾋﾞに行く用事があった時。ｷﾘと二人して念の為、別々で入管に入ろう、そうすれば万が一前と同じｵﾌｨｻｰがいたとしても覚えられる事もなく何事もないだろう!!って計画立てたのね。

入国ｶｰﾄﾞを取りに入管の中に入ったｷﾘ。戻ってくると『前と同じ奴らだったぜー』って。ｶﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ。

入国ｶｰﾄﾞに書き始めると、即、奴らの1人が出てきて『あんたはこっちのｶｰﾄﾞに書くんだよ』って違うｶｰﾄﾞ渡された。なるほど、東ｱﾌﾘｶ人っぽくない人は違うｶｰﾄﾞか。そんでもってやっぱり同じｵﾌｨｻｰだったわ。でもまだ今のところ前にｷﾞｬｰｷﾞｬｰ騒いだ日本人だとは気づかれてないっぽい。ﾖｼﾖｼ。

先にｷﾘが入国ｶｰﾄﾞも書き終えて入国ｽﾀﾝﾌﾟを押してもらいにまた中に入った。私はｷﾘが出てくるのを待つ。数秒して出てきたｷﾘにGOｻｲﾝをもらって私も中に入る。

ほ～、もう1人のｵﾌｨｻｰもｷﾘが言ってたように同じ人やん。席が二人交互になってるだけだな...。相当小さい入管とみたね。いつも同じｵﾌｨｻｰかよ...。

まぁ覚えてないだろうなぁと思いつつも空いたｵﾌｨｻｰの方に行く。

彼らの仕事ってやっぱﾊﾟｽﾎﾟｰﾄの写真の顔と同一人物か見ることだよね。私の顔を1回見る。もちろん私は何事もないかのように、ｵﾌｨｻｰの顔は見ないように目は違う場所。

そしたらこのｵﾌｨｻｰ、何かに勘付いたのか、あれっ??と言わんばかりにまた私の顔をｷﾞｮﾛっと見る。全く、そんな凝視せんでもいいやん!!!!

『あ～ぁ、この前のあんたかぁ。俺のこと覚えてる????』

こっちがあ～ぁだよ。演技したこと台無し。苦笑しつつも『そうそう、この前の私だよ。』って答えた。

約1ヵ月前のことなのにさ、しっかりと彼らに印象付けた私だったわけね。つ～かこの国境使う日本人なんてまずいないだろうし、そういった面では『珍しい煩い美しい(?)日本人女』って感じなんだろうね...。

そんで色々質問され始めたわけよ。二人からね...。ｷﾘは私が質問攻めに合うとはこれっぽっちも思ってないから外で私を待ってるわけだし。適当に答えてたらあんたじゃ話にならんみたいな感じになって『お前さんの相棒はどこにいる??』だって。

『う～ん、どこにいるんだろ...どっか言っちゃったんじゃない?』とかって適当に答えてたらｷﾘ到来!!!待ってましたかのように今度はｵﾌｨｻｰはｷﾘに質問。

そんで結局は違う紙も渡されて、それに記入して、20ﾄﾞﾙ払ってﾋﾞｻﾞもらえたんだけどね。手続きする入管のおっさん、最初のおっさんとは別の人だったんだけど、手が震えててｽﾀﾝﾌﾟとかも汚く押してあったわ。私見て緊張してんのか?このおっさん（笑）。

ｷﾘ曰く『奴らは金が欲しいから突っかかってきて結局20ドルもらってったんだぞ～!!領収書はどこだ??』って煩い。

つ～か私は遠い国からの訪問者ですし、たとえﾄﾗﾝｼﾞｯﾄだとしてもﾋﾞｻﾞ料金払わなきゃいけないんだよ!!って感じだった。

それにしてもこれからﾎﾞﾝｺﾞとﾅｲﾛﾋﾞを行き来する度に20ドル払わなきゃいけないのかな?ちょっと対策考えなきゃね。

そんでもって次に行くのは多分半年後だと思うけど、また同じｵﾌｨｻｰ二人で、しかも私の事覚えてたらめっちゃおもしろいのにな～。