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釣りに行かんかい!釣りに! といった声が聞こえてきそーですが・・・(^^; さて、今回の戦利品を公開しましょう。こちらです! なんじゃい、このクソ汚いボロ竿は~! よく見てみましょう。 おおっ! 伝説の銘竿、サクラ日本号ではないか! しかも未開封新品! まあ、ぽんこちに詳しくない僕でも、この名前だけは以前から知っております。 ウソかホントか、日本号力学の勝利で大型タマミやカッポレ相手でも折れる不安を感じなかったんですと。 一応、ポンコチ神に相談しましたら、 『 即買いぢゃ! 買え~~~っ!!』 と、指令が下りましたんで、使うとは思えませんが、仕入れてきました(笑) 大口径4点ガイドのグラス竿ですね。 飾り巻きも独特です。ガイドに何か小さなフダが付いてます。 小田原一鱚先生御推奨 特殊超硬質ガイド、となっております。 小田原一鱚先生というのは、関東のキス投げ釣りの始祖のような存在の方だそうで、1964年の第一回全日本キス選手権大会で、若かりし小西和人氏と雌雄を決したそうな。この竿の開発を監修し、『日本号』という名前も氏が付けたそうです。 こんなガイド、ただの針金を曲げただけの手抜きかと思ってましたが、付属していたパンフレットを見ますと、材質から、溶接方法から、継ぎ目のないリングから、様々な試行錯誤を経てパテントを取得した拘りぬいたガイドであるそうです。PATの刻印も打ってあります。 木目が美しいウッドグリップです。新品の艶を保ってますが、残念ながら石突きのゴムカバーは劣化してボロボロです。40年以上前の竿なんで、仕方ないですね。 これは、特別 日本号 D となってます。特別というのがイマイチ意味が分かりません。 印刷でもなく、シールでもなく、ブランクスに直接銘が彫り込んであります。工芸品的な仕上げですね。こりゃ渋いです。(・∀・) もう一本は、日本号 力学の勝利 4.2M となっております。 そう、カッポレ相手でも折れないという力学の勝利です。(ホンマかい!) こちらも完全な未使用品ですが、残念ながら竿袋は別物の使い回しのようで、パンフレットも付いてませんでした。 とにかく名前がいいですね。こいつがもう一本手に入ったら、七里で二本並べて神コロ狙いに使ってみたいです(笑) 日本号 Dというのは、パンフレットでは¥8950-ですが、これは特別と書いてあるので、もっと高いのかも知れません。 日本号力学の勝利は、¥13800-となってます。オリムピックの主要な投げ竿(バージニア、キューバ、アマゾン)が¥3000~¥5000くらいだったようなので、日本号はべらぼうに高価な竿ということになりますね。実際、最高級品だったようです。 買った値段はどっちも¥380でしたが(笑) さてそれでは、この日本号に付いていたパンフレットの内容がなかなか充実してまして、歴史資料的な価値があるように思いますので、全ページを掲載いたします。今から40年以上前に、すでにここまで遠投に対する試行錯誤が繰り広げられていたのかと驚きました。 このパンフレットが発行された1971年時点での日本号のラインナップから開発秘話、パテントまで取得したガイドの偽物の見分け方まで(笑)載っている、日本号マニア必見の内容です(そんな奴おるんかい)。 拡大してとくとご照覧あれ。
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