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皆さん、そろそろ夏本番で、釣り行きまくりなのではないでしょうか? 僕も多少は行きましたが、ロクなもんが釣れません。 これで二晩分です・・・orz いままで七里には散々通ってますが、今回ここで初めてサメが釣れたのは嬉しかった・・・ なんてレベルの低い喜び方・・・orz いつもどおり、海でロクな釣果が得られないときは、陸の釣果で心の傷を癒すしかありません。 今回、長らく探し続けていたポンコツロッドがやっと見つかりました。 【オリムピック 純世紀GSサーフ390】 (製造年) 1980年頃? (錘負荷) 10~20号くらい (重量) 485g お馴染み、オリムピック純世紀GSサーフ390です。ちょっと古ぼけてますが、ポンコチショップで¥580で完品が見つかりました。ラッキー(^^ 以前、購入したものと全く同じですが、僕は置き竿投げ釣り師として、タックルは同じものが最低2セット揃わないと実戦配備できないという暗黙のマイルールを持っているので、この竿はまだ投げたことがありませんでした。 ポンコチ神のお話によると、この竿の適正錘負荷は15号程度とのことですので、ほとんど固めの磯竿でぶっこみ釣りをする感覚ですね。でも、こういう肩ひじ張らないちょい投げもいいもんです。水深のあるところや潮流の速いところでは使い物になりませんが、小物狙いには面白そうな竿です。また、間違って大物が掛かった日には、その釣り味はたまらんものがあるでしょう。神様はコロダイにへし折られてましたが。 この竿にはダイワSS3000Cあたりを組み合わせるのが、バランスが良さそうです。 さっそくPE2号を巻いて投げましたが、カーボンロッドとはいえ、大昔の低含有率品なので、普通のスイングスピードでは竿の反発力が全く付いてきません。 それこそ竿のしなりを目で確認しながら投げないと、思いっきりフライになってしまいます。 真昼の短時間勝負だったので、30センチくらいのセイゴ一匹だけ掛かっただけでしたが、ぐいぐいと突っ込むやりとりは中々スリリングで楽しめました。竿下でバレましたが・・・orz しかし、なんぼポンコチ竿がいいとはいえ、こんな軟竿だけでは真鯛狙いや遠投ポイントでは勝負できませんので、オールマイティーに使えるそれなりのブツも用意しなければなりません。 という訳で、これもやっと二本揃いました。バットは総巻き。きょうび、こんな贅沢な作りの竿は存在しませんね。 【オリムピック ボロンセンチュリーサーフX3 390】 (製造年) 1984年頃? (錘負荷) 25~35号 (重量) 465g 80年代、ケブラーやらウィスカーやら、やたら新素材ロッドが持てはやされていた頃、オリムピックが拘ってラインナップしていたのが、このボロン素材を用いたボロンセンチュリーシリーズです。 このボロイ・・・じゃなかった、ボロン竿は、反発力や胴の張りは最新カーボンロッドと比べるとさすがに負けますが、適正錘負荷は25~35号となっているので、結構な剛竿です。 大森マイコンNO.5にPE3号を巻いて25号の錘で投げましたが、胴から曲げやすいので、スイングスピードを頑張って速くしなくても飛びやすいですね。 しかし、良い組み合わせです。ある意味、80年代のタックルの一つの到達点でしょうか。 マイコンも、糸の巻き上がりやスプール形状にやや問題があって、バックラッシュを起こすことが多いそうですが、これはスプール外径から巻き上がりを3ミリ程度控えて、ナイロンの太糸を使用しないようにすると問題ありません。この日は何回もフルキャストしまくりましたが、ライントラブルは0、釣果も0(泣)でした。 僕の一つの拘りとしては、この頃のオリムピックには主要ラインナップに420と390という二種類の長さが用意されてましたが、やはり現在の竿と比べると圧倒的に張りが負けますので、少しでも振り切りや振り止めがシャープに決まるように全て390で統一しましたが、これを揃えるのが結構難しい。 性能は現在の竿に比べると、けして使いやすい訳でも高性能な訳でもないですが、オールドロッドが30余年の時を経て再び魚とあいまみえるというのが面白くもあり、また、いつ竿をブチ折られるか分からないというスリルを味わいながら釣りをするというのも趣きがありますね。
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