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カテゴリ:愛猫たち
うちには、2人(匹と言わない)の愛猫がいる。
きじとらである。 そして、今年19歳と18歳になる老猫だ。 性別は、女。名前は、「はな」と「きい」。 二人共、祖母と祖父の猫だった。祖父が14年前に他界してから、ずっと、祖母の大事なお話し相手だったようだ。 祖母は、祖父の死後は悲しみで脱力してしまったが、朝、きいとはながご飯!ご飯!と顔をのぞきこんでくれたから、居てくれたから、悲しみから立ちれたと話していた。 名づけ親は祖父だ。最初は、なんか英語の名前で呼ばれていたよう だが、うーん、変な名前だ! 改名だ!となったらしい。 由来はというと・・ 「はな」は、その改名した年に、花の博覧会があったからとか。 「きい」は、その改名した年に、紀子様ご成婚の年だったとか。 最初の出会いは、私が、中学1年生の13歳の時だから、その月日を 思い返すと、今までの長い間、かなり、年月を感じる。 私は、大学卒業後、社会人になってからは、祖母と単身赴任中の 父とそして、猫たちの合計5人で一緒に住んでいた。そして、私は、そこで約7年間を共に過ごしたのである。 しかし、2年前、2003年は、我々家族、そして猫たちにとって、大変な年となった。 その年の3月、急に祖母が脳梗塞で倒れ、緊急入院し、6月には結婚が決まっていたので、家を出ることになり、そして、10月には父は早期退職を決意したのだ。 猫たちは、3月から10月の半年を父と共に過ごしたが、その後、11月は、誰も居ない家で、二人で世帯主となって、家を守ってくれることとなった(のかな?) そして、私は、大体2日に1回のペースで、会社帰りにきいとはなが留守を守ってくれてる家に寄って、ご飯やトイレの世話をしに通っていた。 本当は、家に連れて来ようと何度も思ったが、ネコは家につく。と昔よく言われたと聞いて、踏みとどまっていたのだった。 二人は、私が行くと、盛大に、迎えてくれた。大好きな缶詰やカリカリをあげても、食べない。 ただ、来てくれたことに喜んでくれた。そして、帰ろうとすると、気配を察するのか、おしっこを漏らしたり、粗相をしたりした。きっと、淋しくて、興味をひいておきたかったんだと、思う。急に、みんなが居なくなったのだから。 本当につらい思いさせちゃって、ごめんね。 そういうこともあったので、12月からは、うちに連れて来て、一緒に暮らそう!ということに決めた。今は、老人ホームに居る祖母も、そのことを聞いて、とてもよろこんでくれた。 最初、家に慣れるかどうか不安だった。 でも、30分程、家の中を探検した後は、もう、安心しきって、以前から、我が家のようにくつろいでいる。 きいは私の膝の上で、はなは旦那のとなりで、すーすー寝ている。 これから、ずっと一緒に居ようね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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