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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:男優はヘラクレス?
不可能という言葉を知らない男、バート・ランカスター。彼は名うての横紙破りで、一筋縄ではすまない曲者だ。ライバル意識も凄まじいものがある。 ランカスターの辞書に不可能の文字はなく、やりたいことを精力的にこなし、主演だけでなく、プロデューサーや監督に進出して成功している。 「ヴェラクルス」では、自らプロデューサーを兼ねて、人の良いゲイリー・クーパーを引っ張り込み、良い役を与えたような顔をして、自分の引き立て役にしている。何とも人を食った男である。 日焼けした顔に真っ白な歯を見せてニヤリと笑う彼を、「ヴェラクルス」をご覧になった方は忘れないだろう。 それとアクロバットのような身軽さで二階に駆け上がり、荒々しく女を抱く図。主演作だけで、60本を越えるというから、その精力的な仕事に驚く。 1913年、ニューヨークの下町っ子に生まれ、父は郵便局員だ。その風貌に似合わぬマイホーム主義者。 代表作としては、「アパッチ」「ヴェラクルス」「空中ぶらんこ」「マーティ」「地上より永遠に」「OK牧場の決闘」「ニュールンベルグ裁判」とその数は多い。「エルマー・ガントリー」では待望のアカデミー主演賞を取っている。 ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.21 08:12:47
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