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カテゴリ:アメリカ ・ サスペンス
サイコ、この映画はサスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックが、見る者に叩きつけた挑戦状である。ヒッチコックはユーモアを一切排除して、ひたすら恐怖だけを追及、「恐怖映画」の新境地を開いた。 無名のホラー作家ロバート・ブロックの同名小説を映画化、主人公ノーマンには実は実在のモデルがいた。それはウィスコンシン州で実際に起きた事件で、連続殺人事件の犯人は中年の独身男。 この男の家からは大量の死体の一部が発見された。そして遺体を解体しては家具などを作り、人間の皮で作ったベストや靴を身に着けたという。何ともおぞましい猟奇的な事件だった。 仕事で預かった4万ドルという大金を持ち逃げして、恋人の元へと向かうマリオン(ジャネット・リー)。豪雨を避けてさびれたモーテル「ベイツ・モーテル」に泊まることにする。 モーテルを経営するノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)と言葉を交わしたマリオンは、その後、浴室で何者かに惨殺される。 この場面は本当に怖い。浴室でシャワーを浴びる女に忍び寄る黒い影、そしてナイフを振り上げる。悲鳴と絶叫、カーテンが引きちぎられ、床に流れ落ちる水と鮮血。この殺人シーンだけで1週間を費やしたそうだ。 大金を持ち逃げしたまま失踪した女、その行方を追う探偵も姿を消す。モーテルの経営者とその母親に疑惑の目が向けられるが・・・ 「母は正気を失って無謀なことをするんじゃない。時々、変になるだけだよ。誰にでもあることさ、そうだろ?」 ノーマンは母親の代わりに釈明する。だが意外な事実が待ち受けていた。 1960年 アメリカ・モノクロ 監督 アルフレッド・ヒッチコック 出演 アンソニー・パーキンス ジャネット・リー ヴェラ・マイルズ ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.21 14:43:24
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