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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:イギリス映画
中世のエルシノア城を舞台に、愛と憎悪に苦悩するハムレットの復讐劇!! 眼下に荒波が押し寄せるデンマークの古城、エルシノア城・・・オーケストラのもの悲しい旋律が流れる中、オリヴィエの憂いに満ちた声が響く。 「これは悲劇の物語である。優柔不断だった男の哀しい物語だ」 当時40歳だったオリヴィエは若きハムレット役者を探したが見つからず、髪を染めて若き王子になりきった。 恋人のオフィーリアには18歳の美人女優ジーン・シモンズを抜擢した。 「生きるか、死ぬか、それが問題だ。凶暴な運命の石と矢を耐え忍ぶのが尊いのか、それとも苦難の荒海と闘うほうが気高いのか・・・・・・」 有名なハムレットのセリフである。 私はこの名画を中学生の頃、学校の講堂で学友たちと見た記憶がある。16ミリだった。ハムレットが深夜父王の亡霊に会いに行き殺害の真相を聞かされる場面は本当に恐かった。 それから気の狂ったオフィーリアが川を流れていくシーンも胸を掻き毟られるようだったのを未だに覚えている。 この映画で衝撃的なシーンの一つに上げられるオフィーリアの溺死。そのシーンはまさに真に迫るシーンであった。 1948年 イギリス・モノクロ 監督 ローレンス・オリヴィエ 出演 ローレンス・オリヴィエ ジーン・シモンズ ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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