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カテゴリ:アメリカ ・ ハートウォーミング
シカゴの地下鉄で改札嬢をしているルーシー(サンドラ・ブロック)は身寄りのない天蓋孤独のシングル・ウーマン。でも彼女には毎朝決まって改札を通り抜けていく憧れの男性がいた。奇跡はクリスマスの朝やってきた。 線路に落ちて気絶した彼をルーシーが間一髪救出。 昏睡状態で病院のベッドに横たわる彼の名はエリート弁護士のピーター。面会謝絶の病室の前でルーシーが呟いた「私たち、結婚するのに」という独り言がもとで、彼女はピーター(ピーター・ギャラガー)の婚約者と誤解されてしまう。 病院に駆けつけてきたピーターの家族、心臓が悪い祖母エルシー(グリニス・ジョンズ)、家具商の父オックス(ピーター・ボイル)、母ミッジ(ミコール・メルキュリオ)、妹メアリー(モニカ・キーナ)ら優しい彼の家族にすっかり気に入られ、今さら婚約者と言ったのはウソとは云えなくなってしまう。 彼女はだますつもりはなかったが、忘れていた家族の温もりに触れて幸福な気持ちになる。ピーターの弟ジャック(ビル・プルマン)は初め彼女を疑うが、いつしかそれは恋心に変わり、ルーシーもまた彼を好きになっていた。 突然、ピーターが意識を取り戻した。嘘がバレるのは時間の問題と思いきや、ルーシーのことを知らないという彼を、周囲の者は記憶喪失と勘違い。ただ一人、ルーシーの秘密を知るピーターの名付け親ソウル(ジャック・ウォーデン)は、「虚栄心を捨てて本物を見つけろ」と諭すのだ。 本当に好きなのはジャックと気づいたルーシーは、ピーターとの結婚式の寸前、全てを告白する。 「命を救ったのは本当だったけど、フィアンセと言ったのはウソだと言い出せなくて、本当に助けてもらったのは私だったの・・・」と。 唖然となるジャックだったが・・・。 「ウソから出た真(まこと)」という言葉があるが、この映画はその通りの作品と言える。よく出来たお洒落な心温まるラブ・コメディと言えるだろう。こんな女性なら恋してみたいと思う。 1995年 アメリカ・カラー 監督 ジョン・タートルトーブ 出演 サンドラ・ブロック ビル・プルマン ピーター・ギャラガー ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.29 23:52:47
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