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テーマ:最近観た映画。(40090)
カテゴリ:アメリカ ・ ハートウォーミング
弁護士の中年男性が社交ダンスを通して、生きる情熱を再生させていく様を描いたハートウォーミング・ストーリーだ。 平凡な人生に飽きたら、ダンスを習おう。リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス主演! 日本生まれの恋と人生の名作「Shall we ダンス?」がハリウッド版で魅力たっぷりに生まれ変わった。 ジョン・クラーク(リチャード・ギア)は、遺言書の作成を専門にするシカゴの弁護士だ。高級デパートに勤める妻ビヴァリー(スーザン・サランドン)と2人の子供に囲まれた、一見幸福な暮らし。しかし彼は心のどこかに空しさを感じながら暮らす毎日だった。 ある日、通勤電車の窓を通して、社交ダンス教室の窓辺にたたずむ美しい女性の姿に目を留める。そして衝動的に電車を途中下車。ダンス教室へと足を踏み入れた。 ジョンを迎えたのは、その女性、ポリーナ(ジェニファー・ロペス)。成り行きで入門クラスの一員になったジョンは、競技ダンスの世界で活躍していたポリーナが、1年前のトーナメントで挫折を経験、パートナーだった恋人とも破局していたことを知る。 それ以来、ジョンは日常生活では味わえない達成感をダンスにより経験していく。やがて教室には、ジョンと同じ法律事務所に勤めるリンク(スタンリー・トゥッチ)が長髪のカツラを被って現われ、彼と奇妙な絆で結ばれる。 しかし夫の変化に気づき、浮気を疑ったビヴァリーは、ディヴァイン探偵(リチャード・ジェンキンス)に調査を依頼。 「ダンス、私の夫がダンス?」 探偵の報告にビヴァリーは驚く。 「もっと悪い場合もあります」 「20年間ワンパターンの暮らしをしてきた男性が、なぜ信じられない変化を?」 「この世の男性は黙って絶望に耐える。忍耐が切れたんですよ。でも良かった、ホテルじゃなくて」 そんなある日、ジョンは主宰のミッツィー(アニタ・ジレット)の勧めで、コンテストに出場することになる。 彼はポリーナからの猛特訓を受け、コンテストの当日、パートナーのボビー(リサ・アン・ウォルター)と共にダンスフロアに立つ。二人の息の合った見事な踊り、しかし客席に来ていた娘の声援に動揺したジョンが、ボビーのスカートを引きずり降ろして・・・。 以来、ジョンはダンスをやめてしまうが、仲間からの暖かい誘い、そしてビヴァリーとの和解を経て、再び踊る決心をする。そして正装したジョンは、ビヴァリーの仕事場であるデパートに出向き一本のバラを差し出す。 「僕のパートナーは君だ。僕と19年パートナーを組んで来たんだ」 「でも、踊れないわ」 「ステップなら教えるよ」 その場で二人は踊り出す。そして彼女と共にパーティーへと向かうのだった。 ラストシーンは胸が熱くなってくる。人生はいつからでもやり直しがキクということだろうか。大学生の頃、私も暫くダンス教室に通ったことがある。スロースロー、クイッククイックの練習に励んだものだ。でも習得できたのはボックスだけというお粗末。 リチャード・ギアもジェニファー・ロペスもダンスシーンは中々見事なものだ。相当特訓したようである。でも私個人としてはダンスシーンはジーン・ケリーとシド・チャリシーの組み合わせに尽きると思っている。 失敗を恐れず何事にもチャレンジすることだ。エジソンの1万回はともかく、勇気を持って失敗しよう。100回でいいのだ。100回チャレンジするなら、きっと何事も成功できると思うよ。 この映画、果たして周坊監督のオリジナルを越えられただろうか。 2004年 アメリカ・カラー 監督 ピーター・チェルソム 出演 リチャード・ギア ジェニファー・ロペス スーザン・サランドン ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.18 16:53:23
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