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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:アメリカ ・ 戦争物
太平洋戦争の火ぶたを切った真珠湾奇襲作戦の全貌とは? 1941年12月、真珠湾攻撃に打って出た日本軍。それを探知しながらも防げなかったアメリカ軍。真珠湾攻撃をクライマックスに、ダイナミックな映像が炸裂するスペクタクル巨編。 その1: 宣戦布告の文書は何故1時間以上も遅れたのか??? 1939年9月1日、山本五十六中将(山村聡)の連合艦隊司令長官の就任式が、瀬戸内海に停泊中の、「長門」艦上でおこなわれた。 それから間もなく、時の首相近衛公爵(千田是也)が閣議を開き、アメリカの日本に対する経済封鎖を討議、それに対して陸相東条英機(内田朝雄)は、アメリカへの攻撃を陛下に進言せよと首相に言う。41年1月24日、ワシントンの海軍情報部は日本の暗号無電を解読し、事態の容易ならないことを察知した。 そして、ルーズベルト大統領は新たにキンメル提督(マーティン・バルサム)を太平洋艦隊司令長官に任命、日本の動勢に備えようとする。 41年2月、山本長官は第1航空隊の大西参謀(安部徹)から真珠湾攻撃の参考意見を聞き、空母「赤城」の名パイロット源田中佐(三橋達也)の名を知った。 山本長官は幕僚たちを集め、訓示をする。 「ワシントンでの和平交渉が成功し、和平への道が開けたときは、反転、即刻帰投せよ」 ざわめく一同。 「もし帰れないという者がいれば今ここで解任する!」 長官の強い口調に静まる参謀たち。 「一言付け加えておく。多くの日本人はアメリカ人の民主的政治を統一を欠く政治、明朗に生活を楽しむ態度を贅沢、自由な精神を道徳の退廃と教え込まれている。だが、これはとんでもない誤りだ。もし戦えばアメリカはこれまでの最強の敵となることを肝に銘ぜよ。これは油断を戒めるための言葉ではない。私がこの目でしっかりと見てきた事実である」 その2: 波濤波高く 軍部権力は”開戦”へと突き進む そのころ真珠湾では、航空隊のベリンジャー中将(エドモン・ライアン)が、キンメルに日本の真珠湾攻撃の可能性を説いていた。41年4月24日、野村駐米大使(島田正吾)はハル国務長官(ジョージ・マクレディ)と、緊迫した両国の関係を打開しようとしたが、ハルゼイ中将(ジェームズ・ウィットモア)等、海軍側の強硬意見にあう。 程なく両国間の通商条約は破棄され、スターク海軍作戦部長(エドワード・アンドリュース)は、ハワイを非常時態勢下においた。 そのハワイでは、日本のスパイ吉川猛夫(マコ)が、情報収集のため暗躍していた。41年10月、東条英機が陸相兼首相となり、軍部の権力は頂点に達していた。 一方、アメリカ側の情報部は、真珠湾攻撃の決行日を想定し、スチムソン陸軍長官(ジョセフ・コットン)は大統領にそれを伝えることを約し、またマーシャル大将(キース・アンデス)もハワイのショート将軍(ジェイソン・ロバーズ)やキンメル提督に、警告を発していた。 12月2日、ハワイへ向け進航中の、南雲司令官(東野英治郎)の第一航空艦隊は、山本長官から「ニイタカヤマノボレ」という暗号を電受した。いよいよ真珠湾攻撃の時が来たのだ。 12月7日、東郷外相(野々村潔)は駐日大使の天皇拝謁を助け、局面打開を求めたが、道はすでにふさがれていた。 野村大使のもとへは訓令が届く。 「(読む)この文書の作業には正規の大使館員以外の者を使ってはならぬ・・・専門のタイピストを使わずに間に合うのか?」 ハル長官との約束の時間にはもう間に合わない。 ポツン、ポツンと五月雨のようにタイプを打っている館員。 その3: 真珠湾上空を我が物顔に飛び回るゼロ戦 雷撃機 翌12月8日未明、遂に南雲中将の率いる機動部隊は、オアフ島北方から真珠湾に迫り、午前7時57分、淵田少佐(田村高広)を先頭とする戦隊が、空から敵地へ突っこんで行った。 「我、奇襲に成功せり。トラ・トラ・トラや!!」 淵田は叫ぶ。 停泊中の戦艦、駆逐艦などが猛爆されて片端から火だるまになる。飛行場の戦闘機も残らす餌食になる。 真珠湾攻撃は見事な成功をおさめ、「赤城」からは、作戦成功を伝える暗号が伝えられた。 文書に目を通したハル長官は野村大使に向かって云う。 「50年にわたる私の公職中、これほどまでに破廉恥で欺瞞に満ちた文書を見たのは初めてだ。いやしくも一国の政府が、このような空々しい字句を並べるとは想像もつかなかった」 と。 「長門」艦上で海面をみつめる山本長官の背に浮かび出る文字。 『我ら、眠れる巨人を起こし、奮い立たせた』 これは日米映画人が総力を結集して作り上げた歴史の金字塔である。撮影当時、日活撮影所で舛田組の助監督として、「トラ・トラ・トラ」の分厚い本を片時も離さず所内を走り廻っていた岡本ちゃんの姿が浮かんでくるようだ。 米軍は「リメンバー パールハーバー」を合言葉にその後、反転攻勢に転じたのは歴史の教える通りである。 1970年 アメリカ・日本 カラー 監督 リチャード・フライシャー 舛田利雄 深作欣次 出演 マーティン・バルサム 山村聡 ジョゼフ・コットン 三橋達也 E・G・マーシャル 田村高廣 ジェームズ・ホイットモア 東野英治郎 島田正吾 千田是也 A HREF="http://blog.with2.net/link.php?338357">人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.23 19:54:22
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