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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:サ~ソ
ジョージ・チャキリス、ジョン・トラヴォルタが現れるまでは、歌えて踊れて、若くてステキな男といえば、彼の名が真っ先に浮かんだものである。トラヴォルタの人気沸騰で、彼の名は過去の記念碑になったのは誠に残念と言うほかない。
チャキリスはオハイオ州ノーウッドでギリシャ系の両親の間に生まれ、カリフォルニア州ロングビーチで育った。ハイスクール時代からダンサーを志し、ミュージカル映画などで小さな役をつかみ、ロンドンで『ウエスト・サイド物語』の舞台版に出演する。 同作品の映画版でプエルトリコ系の不良グループのリーダー、シャーク団のベルナルドを演じ、その演技とダンスで鮮烈な印象を与え、アカデミー助演男優賞及びゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞した。 「ウエストサイド物語」でチャキリスのダンスを見たとき、その斬新な踊りのシーンに感動したものだった。ミュージカル映画のダンス・シーンで時々チャキリスの姿を見つけるのは嬉しいものだ。ジーン・ケリーやマリリン・モンローの作品でも見かけた。「ブリガドーン」もその中の一本である。 それから彼が存在感を見せたのは、クラウディア・カルディナーレと共演した「ブーベの恋人」、カトリーヌ・ドヌーヴと共演の「ロシュホールの恋人」などであろうか。 他に「633爆撃隊」「太陽の帝王」などがある。 1960年代以降、映画からテレビや舞台に活躍の場を転じた。日本での来日公演も数回あり、親日派でもある。 2007年11月22日、来日して東京・浜松町の四季劇場(秋)で「ウェスト・サイド物語」を鑑賞、カーテンコールに登場した。 妻子については不明。今年75歳で健在。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.21 11:36:51
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