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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:サ~ソ
ショーン・コネリー、ダンディないい男の彼にうっとりした女性はさぞかし多かっただろうと思える。007シリーズの彼は最高に良かった。裸になった彼の胸は芝生のように毛が生えているのが気になったが、いかにも渋い大人で、いい仕立ての背広をどこにもシワを作らずに着られる素晴らしい肉体を持っていた。
女性を何人抱いてもちっとも軽薄にならず、ピストルを構えてもマンガの主人公にはならなかった。007が世界中から支持されたのも、彼に負うところ大だったと言えよう。ジェームス・ボンドはやはりショーン・コネリーに尽きると言えるだろう。 2代目ボンドロジャー・ムーアまでは良かったと言えるだろうが、3代目からはボンドも地に落ちたとおもう。 アクション・シーンも素晴らしく、今でも激しい戦いが脳裏に浮かんでくる。肉体の限界に挑む戦いが・・・。「007ゴールドフィンガー」「007サンダーボール作戦」「007ドクターノォ」「007ロシアより愛をこめて」「007は二度死ぬ」などである。 ショーン・コネリーは1930年8月25日、スコットランドのエディンバラ市で生まれた。小さい頃から、肉体労働に従事、レンガ積み職人、鋼板曲げ工から棺桶磨きまでして10年過ごしたという。 62年、「007は殺しの番号」に抜擢され、以後、”007シリーズ”6本に出演、ドル箱スターとして不動の地位を築く。役を降りたあとも「風とライオン」「エントラップメント」「ロビンとマリアン」など佳作、名作に多数出演している。 1987年には『アンタッチャブル』でアカデミー助演男優賞を受賞。 2000年にイギリスのエリザベス女王からナイトの称号を与えられたが、スコットランドの分離独立を主張するスコットランド国民党の熱烈な支持者でもある。授与式には、民族衣装キルトで正装して現れた。 2006年にアメリカ映画協会の生涯功労賞を受賞したのを機に、俳優業を引退した。 私生活では1962年に女優のダイアン・シレントと結婚、息子のジェイソン・コネリー(後に俳優となる)をもうけたが、1973年に離婚。1975年にはフランス人アーティストのMicheline Roquebruneと再婚している。 好漢コネリーは今も79歳で健在である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.29 13:24:58
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