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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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大西俊郎@ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
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カテゴリ:ラ~ロ
【一生涯保証付・一点もの】[直筆サイン] (映画 マイ・フェア・レディ) レックス・ハリソン  

レックス・ハリソン、彼はなんと言ってもオードリー・ヘップバーンが演じた「マイ・フェア・レディ」のヒギンズ教授役に尽きる。一介の花売り娘を優雅なレディに仕立て上げるヒギンズ教授の悪戦奮闘ぶりが何とも見事だ。

舞台で1000回もヒギンズを演じてきたハリソンだけに、お手の物の役だっただろうが、舞台と映画の違いに苦労したであろうと思える。そして、結果は見事アカデミー主演男優賞の獲得になった。

マイ・フェア・レディ

「おまえは腐れキャベツだ。だが私なら女王に仕立てられる」

花売り娘イライザに、ヒギンズ教授がこう言い放つところから、物語の幕が開く。この作品の見どころは、みすぼらしいあひるから白鳥に成長するヘップバーンの変身ぶりであろう。

当初、イライザ役の最有力候補は、ブロードウエィの舞台でイライザ役を好演していたイギリス人女優、ジュリー・アンドリュースだった。ところが白羽の矢が立ったのは、オードリーだった。

その理由は、「アンドリュースは実力のある舞台女優だが、ヘップバーンほどの知名度はない」とワーナーの製作者は述べている。

ヒロインに選ばれたヘップバーンは、その知らせを受けて、歓声をあげ家中を跳び回ったそうである。実はこの役はどうしてもやってみたかった役であったのだ。

ヘップバーンと組んだレックス・ハリソンは華麗なる”現代のシンデレラ物語”を完成させたのである。


ハリソンは1908年3月5日、イギリス・ランカシャー州出身である。父は絹仲買人。リヴァプールカレッジに進んだが、16歳の時に巡業劇団に入って、リヴァプールのレパートリー劇場で初舞台を踏んだ。

1930年にロンドンの舞台に進出、1936年にはブロードウェイの舞台に立つ。主に都会派コメディで活躍。1940年代には『陽気な幽霊』、『アンナとシャム王』、『幽霊と未亡人』といった名作に出演、上品で洗練された個性で多くの女性ファンを獲得した。

1949年と1957年にトニー賞を受賞。1964年公開の「マイ・フェア・レディ」では、1956年にブロードウェイで初演したヒギンズ教授役でアカデミー主演男優賞およびゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞。自身最高の当り役となった。

彼の映画作品には、舞台劇の映画化作品が多い。「アンナとシャム王」「幽霊と未亡人」「陽気な幽霊」「殺人幻想曲」などがそうだ。

   

ほかにも「黄色いロールスロイス」「華麗なる激情」「クレオパトラ」など、優れた作品にも彼は出演している。単なる舞台俳優ではないのである。

  

彼はプレイボーイとしても名を馳せ、リリー・パーマー、ケイ・ケンドール、レイチェル・ロバーツなど生涯に6度の結婚をしている。レクシー・ハリソン(レックスとセクシーを合成させた)の異名をとったことでも有名だ。

やがて、1990年6月2日、天国から迎えがやって来た。82歳で彼の地の住人となったのである。





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Last updated  2010.01.06 09:50:06
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