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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:ヤ~ワ
ワード・ボンド、知る人ぞ知る、名脇役のひとりだ。ジョン・フォード一家の手堅い傍役として欠かせない人物であった。
ジョン・ウェインとは古くからの親友で、二人一緒にフォード作品のエキストラにも出たこともあるそうだ。 初期の作品ではごろつき役が多かったが、フォード作品に出演するようになって、荒っぽいが味のある人物を演じるようになったようだ。 私が見た映画で、今でも記憶に残っている場面は、「荒野の決闘」だ。柵にまたがり、クラントン一家の息子に拳銃を連射して撃たれたドクの仇を討つシーンである。 彼は1903年4月8日、コロラド州デンヴァーの生まれだ。44年にドリス夫人と離婚後は独身で通した。 フォード作品にはいろいろ出演している。ざっと挙げてみても「怒りの葡萄」「アパッチ砦」「3人の名付親」「静かなる男」「長い灰色の線」「ミスタア・ロバーツ」「捜索者」など多数或る。 他の監督の作品には「マルタの鷹」「我が家の楽園」「勇者のみ」「リオ・ブラボー」などだ。その数多い出演作品はどれも良い味を魅せてくれている。 珍しく主演作品もあるようだ。それは「幌馬車隊」である。 彼は1960年11月5日、ダラスで心臓マヒで亡くなった。享年57歳であった。ジョン・ウェインと共に黄金期の西部劇で活躍した名脇役の1人である。死亡時にはジョン・ウェインが葬儀委員長を務めたそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.19 13:49:54
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