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アンジェラ・ランズベリー、と言ってもほとんどの方は、はて?と思う人がほとんどらろう。テレビドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」のジェシカ叔母さんといえば、思い出す人もいるかもしれない。
彼女が19歳で映画デビュした作品は、サスペンス映画の傑作「ガス燈」だった。確か召使いのナンシーを溌剌と演じていた。そして、いきなりアカデミー助演女優賞にノミネートされた。それから40年後、「ジェシカおばさん」になったのである。 ジェシカおばさんの事件簿 シーズン1 彼女は1925年10月16日、イギリス・ロンドンの出身。祖父は労働党の党首だったジョージ・ランズベリー(Lansbury)、父親は政治家のエドガー・ランズベリー(Edgar Lansbury)、母親は貴族の血を引く女優のモイナ・マクギル(Moyna MacGill)。毛並みの良さは文句なしだ。 1940年にアメリカ合衆国に渡り、1951年にアメリカ市民になった。当初は歌手としてデビューしたが、「ガス燈(1944年)」で映画俳優に転向し、同作品でアカデミー助演女優賞にノミネートされる。 翌年も『ドリアン・グレイの肖像』で同賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞する。 60年代には舞台に活動の中心を移し、トニー賞を計4回受賞。70年代終盤からは再び映画界での活動に戻り、1984年から始まったテレビドラマ『ジェシカおばさんの事件簿』で主人公のミステリー作家ジェシカ・フレッチャーを好演した。 他の出演作品には、「レディ・バニッシュ 暗号を歌う女」「クリスタル殺人事件」「捨身の一撃」「狼の血族」「ブルー・ハワイ」など多数ある。 私生活では二度の結婚、84歳の今も健在である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.02 19:15:56
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