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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:サ~ソ
ジョン・キャラダイン、あなたは西部劇の名作「駅馬車」に出演していた彼のことを覚えているだろうか。
賭博師ハットフィールドに扮し、夫に会いにやって来た将校夫人ルーシーを貴婦人の如く扱い、世話を焼く男だ。最後にインディアンの襲撃で落命することになるが、結構印象度の強い役だったと思う。 彼は1906年2月5日、ニューヨークで生まれた。父親はAP通信の特派員、母親は医師であった。 シェイクスピア劇に魅了され、デザイナーから俳優へと進路変更。1930年にピーター・リッチモンド(Peter Richmond)の名でデビュー。 1933年からは「ジョン・キャラダイン」と名前を改め、多くの映画作品に出演。特に「駅馬車」、「怒りの葡萄」や「リバティ・バランスを射った男」など、ジョン・フォード作品によって脚光を浴びる。
1940年代には自身のシェイクスピア劇団でツアーを行うなど、舞台でも活躍した。その他の作品では、「地獄への道」「地獄への逆襲」「モホークの太鼓」「スワンプ・ウォーター」などがある。 プライベートでは生涯で4度結婚している。5人の息子のうち4人 - ブルース・キャラダイン、デヴィッド・キャラダイン、キース・キャラダイン、ロバート・キャラダインは俳優となった。 1988年11月27日、イタリアミラノで死去した。享年82歳。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.05 20:10:48
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