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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
大西俊郎@ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

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カテゴリ:マ~モ
私の通うデイサービス、ビー社では昨日運動会が盛大に開催された。参加者は37、8人か。室内を万国旗で飾り、参加者を赤、青、黄。緑の4組に分け、3種目のゲームで総合得点を競い合う。

スタッフも4組に分かれて応援、若手の元気者TAさん(女性)の声が一際甲高く室内に響く。
「フレ~フレ~!! みどりっ。がんばれ、がんばれ、赤、青、黄色っ」と。

運動会BGMも鳴り渡り、会場はたちまち運動会モードに変身。ゲームはボール運び、玉入れ、パン食い競争の3種目だ。まづ、ボール運び。これは壁際に椅子を敷き詰め、10人程ならんでバスケットボールよりやや小さめのボールを隣の人に手渡していく。そして、ボールを往復させ、かかった時間を計るというゲーム。20秒を切らなければ優勝は無理のようだ。

続く玉入れは幼稚園や小学校でお馴染みのゲーム。チーム毎に椅子に輪になって坐り球を投げ入れる。「ひとーつ、ふたーつ」と篭に入った玉(新聞紙を丸めたスタッフ苦心の作)の数を数え、多いチームが勝つ。

最後はパン食い競争だ。競技者は椅子を二つ並べた出発点に坐り、5メートルほど先の机の上に置かれたパンを口だけでつまむ。そこを写真に撮るという仕掛けだ。

若い男性職員のY君が、張り切って号令をかける。「よ~い、スタ~ト!」と。

号令と同時に飛ぶように?歩いてパンに向かう。そして、背を屈めて鳥の如くパンをついばむ。

かっての美女たちはおしとやか?に、眉目秀麗な元若者たちは必死でパンを咥える。そこをすかざずパチリ。

中にはパンをウマクくわえられず、目を白黒させながら食ってしまうツワモノがいて、笑いが弾ける。

この日の運動会、青組の優勝だった。こうした楽しい企画を毎月のように実施してくれるビー社には感謝せざるを得ない。企画を実行に移すスタッフの労苦は大変だろうと思う。競技中も椅子から転倒の危険はないか、気分の悪い者はいないか、フロアー責任者ほか数名のスタッフが目を光らせている。なにしろ高齢者と身体障害者の集まりだからである。

昼食は女子職員手作りの弁当(吸い物つき)だったし、優勝チーム参加者へのお土産は香川県の特産品という豪華版である。

こういうイベントの企画・実行をすることは大変である。それでも毎月季節に合わせて運営されるビー社の営業努力に私は感服している。



運動会で私が思い出す映画はこの作品だ。阪妻の「無法松の一生」である。



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巨匠稲垣浩の傑作である。主演は阪東妻三郎、競演園井恵子、子役の沢村アキオ。阪妻演じる松五郎が吉岡大尉の未亡人と息子に献身的な愛を捧げる。

運動会の場面で松五郎はひ弱な遺児の敏雄が懸命に走る姿を見るに忍びず・・・。胸を打つシーンだ。

無骨な明治男が未亡人に愛を告白するところは秀逸と言える。この作品、稲垣浩監督の手で再映画化されている。主演は三船敏郎と高峰秀子。



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どちらも甲乙付け難いが、私は阪妻版の方が個人的には好きだ。





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Last updated  2011.10.13 18:08:05
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