オランダのちいさな島を歩く♪
いよいよオランダお散歩旅行の最終回! きょうは、「オランダの中でも、最もオランダらしさが残るばしょ」 ともいわれる、 * Marken ~マルケン島~ * を歩きます。 このMarken島、アムステルダムから北東に向かって約20km、 * アイセル湖 * という湖に浮かぶ、 とっても小さな、箱庭のような島です。 とはいえ、今は堤防で陸続き。 右を見ても左を見ても、海にしか見えないような巨大な湖の中を、 車でひとっ走りで簡単に行けちゃいます。 橋でもないのに、右も左も水って状況は。 なかなかないですよね。 なんとも不思議な気分になります。 もっとオランダらしい旅をしたい!という方は、こんなプランも! まぶしい緑と、キラキラ光る水面の反射に目を細めながら、 ノスタルジックな土手を、自転車での~んびり渡るのも可能ですよ♪ これは冒頭の写真のような土手を走ります。 これがなかなか人気で、老若男女問わず、 たくさんの人が自転車で気持ちよさそうに走ってました。 もっとリッチな気分に浸りたい方はこちら! * マルケンエクスプレス * という名に恥じない しゃれた半3階建てフェリーで、 爽やかな風を頬に感じながらの島入りも可能! フォーレンダムというお向かいの港町から出ています。 アムステルダムからのバスツアーもありますし、 交通手段を選ばず行ける島です。 ここは素朴な感じの、伝統的な田舎町の漁村で、 いまも、うなぎを獲って暮らしているようです。 とはいえ、最近ではかなり観光地化されているらしく、 昔ながらの民族衣装や木靴をはいている島の人たちを見かけても、 もしかしたら観光客を喜ばせるため?という気がしますが ......... だけど、観光客向けのパフォーマンスの一種でも, そんなのぜんぜん構わないわ♪ 作為的に見えても、テーマパークのようなわざとらしさを感じないのは、 この村の持つ住民の素朴さなのかな。 こんなふうにグリーンと白のペンキで塗った木の家々。 これがMarkenの伝統的な色使いなんですって。 大昔からこうだったなんて ちょっと信じられないほどかわいらしいじゃないですか~。 ほかにも、 こんなハネ橋や、かわいらしい小さな教会が点在していて、 よくある表現だけど、 まるで絵本の世界に迷い込んだような気持ちにさせてくれますよ! こんなふうに、 水面と土地の高低差がほとんどないオランダでは、 生活必需品のはずの船が、橋の下を通るのにひと苦労。 それを開くようにしちゃったのがハネ橋。 ハネ橋はいわば、 オランダの生活を支える大黒柱でもあったんですね。 でも、こうして見ると、 すっごく不思議な感じじゃないですか? 水面と平野が同じ高さにあるなんて。 日本ならまず、住民に避難勧告ですよね。 この島に着いたとたん、もうだんなの声などまったく聞こえないあたし。 とにかくかわいくって、どうしようもないんです。 素敵なばしょを説明するのに言葉などいらないですよね。 しばらくMarken島の風景をごらんください♪ Markenの日常風景。 ふつうなら生活感ただようはずの洗濯物まで、 ここにあると非日常的。 そしてこちらは 猫ペイントの、こじゃれた2枚仕立てのドア。 こういう遊び心、くすぐられます。 船着場から1本裏に入って真っ青な空をパチリ☆ こんな細かいばしょまで見逃せない気分になる島なんです。 そしてお次は港の風景。 船着場にならぶカフェ。 ほかにもいろんな屋台が賑やかに並んでいるので ごはんには困らないですよ。 漁村とはいえ、停泊している船をみると、 ひなびた港町の風情とはほど遠い雰囲気。 船の上で日向ぼっこしながら談笑する住民の姿も絵になる。 港の番人が見守る船は、 いつも安心して乗れますね。 玄関先にもオランダらしさが光ってます。 もうとにかく、村中どこを見渡しても絵になる感じです。 歩きつかれたら、そこら中にあるカフェでひとやすみ。 ちょんすけ夫妻が入ったカフェはとても安くて、 ホットドッグとコーヒーで3ユーロくらいでした。 こんなに安くてやっていけるのかと、 客のほうが心配してしまうほどに良心的♪ そして最後にEdamのチーズをどうぞ♪ えっこれだけ? なんていわないでくださいね。 この時間帯はあいにくどんよりしていて、 カメラを取りだす気分ではなく、こんな写真しか、ありませんが・・・・・。 期待はずれでした? チーズの写真をぜひ!とコメントをいただくたび、 ヒヤヒヤしてました。 チーズはね、これもうほんとにおいしかったです。 こういうときあまり味を表現する言葉を知らないのが 悔やまれますが、なんというか・・・・・ そんなものはないんだけど、 生クリームでいったら80% 牛乳でいったら3.6牛乳ならぬ、7.5牛乳。 そのくらい、もうとにかく濃厚で、 こんだけ濃厚な乳製品を食べてれば、 こりゃ世界いち身長も高くなるわけです。 街自体はもうすっごくちっちゃいので、 1時間あれば、けっこうゆっくり見て回れます。 ここもまたおもちゃのようなお家ばかりだけど、 どうしてもカメラにおさめなきゃ気がすまないほどには、 印象的ではなかった。 晴れてたらまた全然印象がちがったんでしょうけどね。 ちょんすけ夫妻のオランダ歩き、こんなお土産でしめくくり♪ 木靴でも、風車のポストカードでも チーズでも球根でもなく、 なぜか 使用済み切手 .......... 安いうえにかさばらないし、おみやげには最適ですよ???