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80年代前半に発売されたマイティジャックのビデオソフトだと、たしか「祖国よ永遠なれ」と「燃える黄金」の2本収録の物が音声がオリジナルのままであった。「祖国、、、」の後半、親友の為にあえて隊長に銃を突き付ける天田副長に源田が「気でも狂ったんですかっ!」と迫るシーン。LDだと別のエピソードから「そんなばかな」と言うセリフを持ってきて差し替えられている。LD版で差し替えどころかカットされてしまっているのが「メスと口紅」の後半の水棲人間新庄が自身を改造した元ナチスのマッドサイエンティスト、ヨゼフ・メンゲルを「きちがい」(口の動きから推測)と叫ぶシーンが口パクで音声無しになっている。ただ、個人的には言葉尻を捕らえて言葉狩りをするような削除は作品を貶めこそすれ、向上するとは思えない。発せられた言葉の目的も違うしね。MJはスパイや国際政治などを取り上げてはいるが、欠番になるエピソードは無い。
欠番と言うとウルトラセブンの遊星より愛を込めてが有名だ。原子爆弾を無人の星に打ち込んだつもりが実は星人がいて、相手を原爆症にしてしまうという話。70年頃までは問題無く再放送もされていたが怪獣カードとかでキャラクタ設定が問題ありと注目を浴びてしまい以後「無かった作品」として表舞台にはタイトルさえ全く出なくなった。ただ作品を見て覚えている人なら判ると思うが、この作品は原爆症で苦しむ人を揶揄するような作品では絶対ない。限界を知らない愚かな軍拡競争を正面から批判した作品だったのだ。同じように怪奇大作戦の「狂気人間」も同じく欠番で、収録したLDが回収騒ぎになったりもしたが、これもまた以前出たビデオが一部レンタル店等にあったので見ている。人工的に狂人になり殺人を犯し心神喪失と判断され無罪で治療後釈放される犯罪者の話で、本質的に一部の障害等を差別している作品では全く無い。むしろここ10余年に起きた凶悪犯罪の主犯があえて「狂気」を演じて罪から逃れようとする行為を37年前に既に予言していたかのような作品である。同じ欠番でも映画「大予言」の様な無思慮な表現を使ってしまった作品とは同等には置いては欲しくないものだ。
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