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昔のドラマ、特に刑事物や推理物は今でもそうだが観光地などとタイアップして経費を節約しながらドラマ作りすることがあるよね。初期円谷作品でもセブンのシリーズ後期に若手脚本家に「なるべくセット等で予算の掛らないように」とかいってドラマ主体の話を作らせていたのも有名だったね。怪奇大作戦の本が最近入手できるけど、この中でもプロデューサーとかが金庫を覗いたらカラッポだったとか凄い話が出ていた。金城さんとかが持ってちゃったとかなんとか。。。で、仕方なく番組を作る為に考えられたのがタイアップ大作戦という笑って済ますにはかなり大変な話。怪奇大作戦では地方の観光地で撮影したエピソードとかで的場所長とかが浴衣姿だったりして今見るとイイ味を出しまくってる。マイティジャックも初期は「初の1千万ドラマ」とか豪快な予算を売りにしていたが、戦え!MJの頃には時間もスポンサーも変わってそれなりに苦労したんだろうな。円谷のメインライターだった金城さんも怪奇大作戦ではプロデューサーとの路線の不一致であまり書いてはいないが、その分戦え!MJ第21話で憂さを晴らすように怪奇で作れなかった自身の方向性を残しているように感じる。個人的な想いがどうだったのかは窺い知れないが、この後戦え!MJ25、26話を最後に60年代の怪獣ブームや特撮作品の希代のストーリーテラーだった円谷文芸部チーフの金城哲夫は返還前の沖縄に帰ってしまった。知ってるつもりを初め、いくつかのドキュメンタリーでも取り上げられたが沖縄海洋博で出演演出したのを最後に事故で亡くなられた。そう考えるとMJは円谷英二や金城哲夫の最後の情熱が篭もった作品と言えるんだろうね。
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Last updated
May 8, 2005 12:26:37 AM
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