様々なスタイルのバンドがカオスのように活動しては消えていった時代。そのいくつかをYOUTUBEで拾って観て見る。
Andromeda - Turn To Dust
アンドロメダは元アタックのジョン・デュ・カンの活躍したサイケバンド。彼は後にアトミックルースター、ハードスタッフと渡り歩いていく。センスのいいギタリストでもあり、歌もうまく、割とイケメンだった。
Juicy Lucy - Pretty Woman
ジュシールーシィは入れ替わりの激しいバンドで、この曲では元ズートマネー・ビッグロール・バンドのポール・ウィリアムスや業師ミッキー・ムーディが加入している当時。ポールはこの後、ディック・ヘクスト-ル・スミスのソロアルバムでの共演したジョン・ハイズマンのテンペストに参加。70年代にはイギリスの音楽番組、Old Grey Whistle TestのMCも務めていた。80年代のアラン・ホールズワース初来日時にもヴォーカルで帯同していたのは御存知の方も多いだろう。
Atomic Rooster - Friday the 13th
日本ではバカ売れはしなかったが欧米では結構売れたアトミックルースター。その70年当時のTV映像。映像処理がビートクラブ特有のサイケな処理なのもあの時代ならでは。ポール・ハモンド加入当時。割と好きなドラマーである。
Emmet Spiceland - Stor Stor A Ghra (1968)
ブズーキ奏者としても著名なアイルランド出身のドーナル・ラニーがいた往年の名バンド。エルビス・コステロやケイト・ブッシュからも敬愛される彼は現在日本人女性と結婚し、沖縄に暮らしているそうな。そんな彼の原点。