ゴードン・ハスケルがキングクリムゾン参加前にいくつかのバンドを渡り歩いていた経緯を今までに何度か取り上げてきました。66年から68年のフルール・デュリー(Les Fleur De Lys)、その後のキューピッズ・インスピレーション(Cupid's Inspiration)、そしてフラワーポットメン(Flower Pot Men)。
最後のフラワーポットメンが、バンドを再構成してホワイト・プレインズ(White Plains)としてデビューする際に、ゴードン・ハスケルはメンバーとして誘われていたとシド・スミスの本やゴードンの自伝などで語られています。ただ丁度キングクリムゾンへの加入を幼馴染のフリップから強く要請されていた為に、断念しました。
そのホワイト・プレインズの動画がいくつかYOUTUBEに現在アップされているので、その内の1曲をご紹介します。
White Plains MY BABY LOVES LOVIN' 1970
前身のフラワーポットメンの代表曲、花咲くサンフランシスコ(LET'S GO TO SAN FRANCISCO)以外の動画も見つかりました。
Flower Pot Men - A walk in the sky 1967
上記グループなどの60年代~70年代にセッションで多くのヒット曲を歌った歌手がトニー・バロウズでしたが、その彼が参加して世界的にヒットしたエジソン・ライトハウスの曲恋のほのお(Love Grows)のオリジナルメンバーでの貴重なTV映像もYOUTUBEにアップされています。
BBC Top of the Pops Archive of Edison Lighthouse Love Grows
映画「愛しのローズマリー」で知った方も多いかもしれない、往年の名曲ですね。この歌は、60年代のアイドルグループ、ロッキンベリーズのメンバーだったジェファーソン(Jefferson)にもカバーされています。ジェファーソンと言うと、I LOVE YOU THIS MUCH(邦題:片想い)というアルバムにマイケル・ジャイルズとジョン・ウェットンが参加してました。そのカバーシングルもYOUTUBEで。
Jefferson - Love Grows ( Where my Rosemary Goes )
最後に、最近(?)の映像から。
ポーランドで人気の高いゴードン・ハスケルが、TVポロニア(TVPOLONIA)に出演した映像。ちょっと時期ハズレですが、美女とサイレントナイトを唄っています。
Cicha noc - Anna Maria Jopek z Gordonem Haskellem
何やっているのかナカナカ伝わってこないゴードンも何気に活動継続しているようですね。