最近、隣人による殺人事件がありましたが、私もちょっと怖い近所の人のトラブルに巻き込まれたことがあります。

もう、10年も前の結婚してから1年近く経った頃のお話ですが。

当時、東京のアパートに住んでいて、アパートの管理人さんから、上の階の人から物音がうるさい、と苦情が来ていると連絡がありました。

下の階の人からの文句なら分かるのですが、なぜ上の階の人が？、と思いつつ、少し物音を立てないよう気をつけて過ごしていたのです。

そしたら、また管理人さんがやって来て、上の階の人から、何時何分にこういう音がした、とびっしり一日中の物音を書き込んだノートを見せられたんだそうです。

さすがに管理人さんも、ちょっと上の階の人が変だと思ったらしく、もし何かあったらすぐ連絡してくれれば中に入りますよ、と言ってくれました。

そのうち天井から何か棒でこつこつつつく音が始終し始めました。

そして、ある日の昼間に上の階のだんなさんが、「壁が揺れるようなものすごい音がした！」と怒鳴り込んできたのです。

こちらも「鉄筋コンクリート作りのアパートで、そこまで音を立てられるわけないでしょ。」、とちょっと言い合いになりました。

そんなことがあった後、主人が直接話し合おうと上の階の人の部屋を訪ねたんですが、主人とそこのだんなさんが話している間に、そこの奥さんが奥の部屋の壁から片目だけ出してじーっとのぞいていて、その様があまりに異常だったそうです。

他のアパートの人からいろいろ聞いてみて、上の階のだんなさんの方は異常に神経質な人で、やはり他の人ともトラブルを起こしていて、奥さんは精神病を患っていたということが分かりました。

それと、上の階の人が部署は違うけれど主人と同じ会社の人だと分かったので、その人の上司に相談してきつく注意してもらったら、ようやく文句は収まりました。

とはいえ、上の階から怒鳴り合い泣き叫ぶ声が聞こえてきたり、また何か言って来そうな雰囲気もあったりで、なんだか不安な日々が続きました。

でも、すぐ後に、転勤になってそこから離れることが出来て、ようやく安心な毎日に戻れたのでした。

あのときは、本当に突然刺されたりするんじゃないか、と心配したほど怖い出来事でした。(--,)

さて、今日の晩御飯は煮込みハンバーグです。

それと、はまぐりと筍の和風リゾットです。

ワインは、ドイツのやや辛口を飲むことにしました。

シュタインベルクはドイツに5つある村名を表記しなくてもいい特別畑で、石の山という意味です。

クロスター(修道院)･エーベルバッハは、1135年に設立されたシトー派のエーベルバッハ修道院が基になっている醸造所だそうです。

醸造所のHPは、⇒こちらです。

これは、丸栄のワインフェアで売っていたセットに入っていたワインで、通常の価格よりかなりお買い得な値段で買えました。

昔とボトルのデザインが変わってとてもおしゃれなボトルデザインになったんですね。

少し黄緑色がかったペールイエロー。陽の光を受けてきらきらきらめく水の流れのように美しい煌きにうっとりです。

グラスに近づくと甘酸っぱい柑橘系の香りとミネラルの香りがしました。

レモン、ライム、シトラス、グレープフルーツ、蜂蜜、白い花、鉱物油、鋼、青林檎、白桃の香り、そして、柑橘系の爽やかな香りが長く漂い続けます。

よく熟した果物のような甘味を、厚みがありきりりと力強く切れの良い酸味が引き締めています。
ドイツワインのこのきりりとした酸味と豊かな甘味が作り出す甘酸っぱさは大好きです。

滑らかな舌触りで、ミネラルたっぷり、濃縮感のある果実味たっぷりで、豊かで厚みがある、とても美味しいワインです。

これはピータンポイント90点ですね♪

さて、昨日のアンリ･ペロ･ミノの残りはハンバーグにぴったりでしたが、すっかり味が落ちていました。なかなか減らないブルゴーニュワインは初めてです。

ドイツワインは、ワインの酸味がハンバーグの脂っこさをさっと洗い流してくれてなかなか美味しい組み合わせで、ついでに鶏串も焼いたのですが、これともとてもよく合っていました。

こんなに美味しいならもっと買っておけばよかった、とちょっと後悔。
でも、ドイツワインのセットはすごく人気があってどれにしようか悩んでいるうちにあっという間に売り切れそうになって、慌てて1つだけセットを確保したんです。

セットには、他にドクトール･ターニッシュ家のベルンカステラ･ドクトールとヴィラ･ヴォルフのピノも入っていて、飲むのがとても楽しみです。=*＾-＾*=