そろそろ、気温も高くなってきたので、冬の間に買った長期保存しておきたいワインをセラーにしまう作業を急ピッチで進めています。 とはいえ、このように我が家のセラーは満員御礼、新しくワインを入れる隙などないので、どれかそろそろ飲んでも良さそうなワインと入れ替えです。 どれを飲むか選ぶのは、楽しくもあり辛くもある作業ですね。(*'ー'*) まだ飲み頃が先かもしれないし、ちょっともったいない気もするし。。。`s(・'・;) う~んと悩んで、えいやっと思い切って開けてみて、ちょうど飲み頃だととても嬉しいですが、まだまだ先だとちょっとだけ後悔です。 それと、我が家のセラーのワインのしまい方は、以前にセラーの点検の人に、「アクロバットな入れ方してますね~。」とお褒めの言葉?をいただいたぐらいな絶妙な組み立て方なので、ちょっと入れ方を間違えると、今まで入っていたのが入らなくなったりするので、これもまた大変です。 やはり、新しいセラーを買い足したいな~、と思う今日この頃。(´-`) 本当は120本収納のセラーが欲しかったのですが、高いし置く場所もないので断念し、70本収納に目標変更です。 でも、やっぱり置き場がなくて、どうしようか検討中です。 セラーを買ったとき、「すぐにいっぱいになるから、最初から70本収納用とか、たくさん入るのを買っておいたほうがよろしいですよ。」と、お店の人がアドバイスしてくれたのですが、確かにそうでしたね~。(;・・)ゞ 後悔先に立たず、です、本当に。(´へ`; さて、今日の晩御飯は赤城牛焼肉で、ワインは、セラー蔵出し一挙2本です。 その代わり、フェルシナのキャンティ・クラシコ・リゼルヴァとミシェル・グロのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュがセラー入りです。ヽ( ´¬`)ノ 今日飲むワインの1本目は、買ったときに試飲して若かったので、3年ほど寝かせていた南フランスのワインです。 |
DOMAINE LA TERRASSE D'ELISE LE PIGEONNIER 2002
ドメーヌ ラ テラス デリーズ ル ピジョニエ
生産者:XAVIER BRAUJOU
クサヴィエ ブロージュー
葡萄品種:グルナッシュ 格付け:VIN DE PAYS DE L'HÉRAULT輸入者:ヴィノスやまざき 購入価格:2941円 購入店:ヴィノスやまざき 静岡店
蔵元名のエリーズ(デリーズ)とは、この地域で病気や貧窮にあえぐ人々を助け、聖者として崇められていた、現オーナーのおばさんの名前で、その彼女が所有していた畑の名前が「テラス」で、つまり「エリーズの畑」という意味だそうです。
そこで本格的に造られたのがこのワインで、キュヴェ名「ピジョニエ」は「鳩小屋」という意味で、伝書鳩をこの区画で飼っていたことからつけらたんだそうです。このワインのシリーズは、今はカーヴ・ド・リラックスさんが扱っているようですね。 エッジにほんのりオレンジ色が入る、とても鮮やかで深く美しい真紅色。 グラスに近づくと、うっとりするような熟した甘い香りと、クローブっぽいスパイシーな香りとほんのりドライフラワーの香りがしました。 飲んでみると、タンニンはこなれていて柔らかな舌触りで、凝縮感ある味わいにこれまたうっとりです。(*´∇`*) クローブ、生肉、胡椒の香りが主で、なかなかお肉とよく合いそうです。
それから、コーヒー、プラム、カシス、焦がした木、バニラ、キノコ、シナモン、さらに時間が経つと、ローズマリー、オレガノがはっきりと香り、アールグレー、チョコ、スミレの花、森の下草の香りも加わりました。
余韻にほんのりスパイシーな香りが長く漂います。 ふっくらと豊かな果実味で、活き活きとした酸味がほんのり丸い甘味とバランスよく溶けあっています。 コクと旨味がぎゅっと詰まっていて、ふっくら丸く厚みがあり、しっかりとした造りの優しい力強さのとても美味しいワインです。 買った当初はフレッシュな果実味たっぷりの若々しいワインだったのですが、美味しく熟成してくれていてとても嬉しくなってしまいました。=*^-^*= これは、ピータンポイント80点ですね♪ヽ(=´▽`=)ノ もう1本は、ボルドーの赤です。こっちは入れたのをすっかり忘れていました。(^^;)ゞ |
CHÂTEAU CLAUD LA CHAPELLE 2000
シャトー クロード ラ シャペル
メーカー:ETABLISSEMENTS THUNEVIN
エタブリスマン テュヌヴァン
葡萄品種:メルロ90%、カベルネ・ソーヴィニョン10% 格付け:CÔTES DE CASTILLON AC輸入者:ワインプレスインターナショナル 購入価格:916円 購入店:ヴェリタス
シャトー・ド・ヴァランドローのオーナーのジャン・リュック・ティヌヴァン氏がセレクションしたワインだそうです。きれいにラップで巻いてしまっていたのですが、強力なカビのせいでラベルがすっかりしみだらけになっちゃいました。(--,) エッジに少しオレンジ色が入った、艶やかで照りのあるガーネット色。 グラスに近づくと、なめし皮、トリュフ、獣臭い香りがしました。 飲んでみると、滑らかで力強い味わいにびっくりです。(*'0'*) タンニンはきれいにこなれていて、とてもしなやかで滑らかな舌触りです。 プラム、漢方薬、ブラックチェリー、フランボワーズ、バニラ、焦がした木、葉巻、カカオ、アーモンド、シナモン、なめし皮、それとほんのりトリュフ、ドライフラワー、ウーロン茶、湿った土、森の下草の香り。余韻も長くとても心地よく香ります。 しっとりとこなれた果実味と気品のある酸味とよく熟した果実のような甘味がバランスよく溶け合っています。 凝縮感のある味わいで、コクと旨味たっぷり。
余分な贅肉を落としたような引き締まった味わいで、がっちりと力強いとても美味しいワインです。 ヴェリタスの扱うワインは、相変わらずコストパフォーマンスがとても高いですね。(o^-^o) こちらは、ピータンポイント89点です♪o(*^▽^*)o 今日のワインを比べてみると、テラス・デリーズは女性的で、クロード・ラ・シャペルは男性的なワインですね。(*'-'*) さて、お肉との相性ですが、どちらもよく合っていましたが、どちらかというとテラス・デリーズの勝ちで、お肉と溶け合っていくような素晴らしいマリアージュでした。(*´∇`*) クロード・ラ・シャペルは、脂をさっと流してくれる感じなので、網焼きより鉄板焼きとか脂が多目の調理法の方が合うかも。(o^-^o) さて、まだまだセラーに入れたいのが3本残っています。 次は何を出そうかな。(´-`)ウ~ン。oO セラーに入っているワインのリストを眺めながらの楽しい悩みは、まだまだ続く、です♪(´▽`) |
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