ドメーヌ・カイヨは、ムルソー村に本拠地を置く老舗ドメーヌで、1997年に名醸造家のロジェ・カイヨさんから息子のミシェルさんに譲渡されているそうです。今日のワインのために、やっぱりシャトー・ラギオールが欲しかったですね~。(o^-^o)
コルクを開けたとたん魅惑的な香りが部屋中に広がりました。
色合いは22年経っているとは思えない、とても魅力的な輝きを見せる澄んだ黄金色です。
グラスに近づくと、ハーブ系の香りと蜂蜜、それとミネラルの香りがしました。
飲んでみると、とろりとしてまろやかな舌触りで、しびれるほどの旨さに思わず言葉を失ってしまいました。(*'o'*)
香りが幾層にも重なり合って立ち昇ってきます。
シャルドネ用の小さいグラスではこのワインには合わないようです。やはり、上級ブルゴーニュ白用のグラスが欲しいですね~。
仕方ないのでボルドーグラスで飲んでみたら、素晴らしく香りが強くなり、味わいもとても良くなりました。
最初、蜂蜜、レモングラス、キノコの香りがし、それからカモミール、焦がしバター、カラメル、藤の花、蘭の花、紅茶、ミネラルの香りが。他にもまだ香りがありますが、私にはこれが精一杯。
余韻が、まるで楽しかった思い出のようにいつまでも長く残り続けます。
ふっくら豊かな果実味と、穏やかだけど存在感のある酸味と、よく熟した果物の甘味が見事な調和を見せながら存在しています。
凝縮感たっぷりの味わいで、コクと旨味がぎゅーと詰まっています。
ふっくら豊かで厚みがあり、芯がしっかりとしていて、きりりとした力強さを見せる素晴らしく美味しいワインです。
これは、素晴らしい!今現在のところ、ピータンポイント100点のワインです♪ヽ( ´¬`)ノ
1985年のブルゴーニュは良いヴィンテージだったそうですが、主人は大学2浪が決定した年であんまりいい思い出がないそうです。
私は、まだ中学生で、美術部なんかに入って同じように暗い青春を送っていました。
でも、このワインのおかげで、1985年にとてもいい思い出が出来ました。(*⌒―⌒*)
こんな素晴らしいワインなら、ちゃんとしたお店に持ち込んで本格的な料理と一緒に味わいたかったですね。(*'-'*)
さて、したびらめのムニエルにはとても素晴らしいマリアージュ♪特にバターソースと相性がいいようです。
いさきは刺身のままでもとても良く合っていましたが、サーモンとぼたん海老とはいまひとつ。なので軽く表面をあぶり焼きしたらとても良く合うようになりました。
鮪は合わないですね。イクラは全然ダメです。
本当はフォアグラを合わせたかったんですが、さすがにこんな田舎にはなくて残念。
それと、お祝いにはやっぱりシャンパーニュを飲みたいと、食事途中でハーフのシャンパーニュを開けました。