父の代から有機栽培で葡萄を造り、ボジョレー地区では唯一ブルゴーニュワインと同じ形式の醸造がされ、丁寧に造られているワインで、収穫は手摘みのみ、すべて除梗をし、発酵は全部で約20日間、フィルターはごく軽く1回のみかけて造られているそうです。このワイン、前のヴィンテージまでずっとピノ・ノワール100%のグラン・オルディネールだったんですが、セパージュは変わっていないのにいつの間にやら格付けが変わっていました。
この造り手のムーラン・ナ・ヴァンもとても美味しくて、お気に入りです。
明るく澄み切った美しい茜色。
グラスに近づくと、紅茶、ドライフラワーの甘い香りと、カシス、生肉、鉄っぽい香りなどの香りがしました。
とても美味しそうな香りに思わずにっこりです。良い感じに熟成しているみたいで嬉しくなっちゃいました。=*^-^*=
飲んでみると、タンニンがきれいにこなれたまろやかでしなやかな口当たりです。
カシスリキュール、梅紫蘇、ミネラル、シナモン、ほんのりミント、フランボワーズ、紅茶、バラのドライフラワー、生肉、アセロラ、グレープフルーツ、鉄、タバコ、バニラ、キノコ、湿った土、森の下草の香り。そして余韻に梅紫蘇の甘酸っぱい香りがふわふわと長く心地よく漂います。
しっとりと落ち着いた柔らかな果実味と、クリーンでエレガントな酸味と、柔らかでコクのあるほど良い甘味が、きれいな一つのまとまりを見せています。
凝縮感があり、じんわりじっくりと身体にしみこんでゆくコクのある旨さがあり、柔らかで豊かな味わい。優しい力強さの優雅でとても美味しいワインです。
くぅ~、美味しいですね~♪ピータンポイントは93点です♪ヽ(=´▽`=)ノ
さて、昨日のシャルドネは、2日目の方が美味しくなっていました。フランケンも変わらずに美味しいです。
ピノは、意外と鯛とも合って、とても味わいがまろやかになって美味しい組み合わせでした。
それと、サーモンたたきと普通のサーモンでも美味しく合わせられます。
ボジョレー・ブランとサーモンたたきは、香りとコクがぐっと増して素晴らしく良く合っていました。でも、普通のサーモンとはイマイチでした。
鯛はボジョレー・ブランとフランケン両方ともとても良く合っていました。
これまた意外と、合わせるのが難しいイクラとピノがなかなかの相性で、フランケンとボジョレー・ブランは全然合っていませんでした。
鮪とはとろも赤身も素晴らしく良く合っていて、パパパパーンポイント93点のマリアージュ♪
牛肉にはやはりピノ!コクと旨味がぐっと増してこれまた96点の素晴らしいマリアージュです♪
フランケンは牛肉に負けちゃってイマイチですが、ボジョレー・ブランはとても良い相性でした。
それと、青紫蘇とも試したら、フランケンが一番良く合っていて、ボジョレー・ブランはなかなか、ピノとは全然合っていませんでした。
このブルゴーニュ、飲むのが楽しみでかえってなかなか開けられなかったんですが、美味しいタイミングで飲めて、美味しいマリアージュも楽しめたし、とても嬉しくなっちゃいました。=*^-^*=