サントリー登美の丘ワイナリーの次は勝沼町へ向かいました。国道20号から行こうと思ったら大渋滞に遭遇です。 後からワイナリーの人が話していたのを聞いたのですが、葡萄狩りの観光客ですごい混雑だったんだそうです。 東京方面へは双葉SAから中央道に乗れると案内が出ていたので、国道は諦めて中央道に乗ることにしました。 しかし、双葉SAのスマートICまでがなかなか分かりづらかったです。 双葉SAから勝沼ICまで時速90kmでだいたい20分くらいかかりました。 登美の丘ワイナリーがあるあたりから勝沼までけっこう離れているんですね。中央道に乗って正解だったようです。 勝沼は8年前ぐらいに行ったことがあり、何だかとっても懐かしい気持ちになりました。 まずフジッコワイナリーへ行きました。フジッコワイナリーは中央道のすぐ隣にあります。
中央道からいつも左の樽が見えていたんですが、ようやく謎が解決です。フジッコワイナリーです。
ちょうど観光バスが帰っていった後で、ちょうど良いタイミングで訪れたようです。 テイスティングルームは2階にあり、20種類ぐらいだったかな、無料で好きなだけプラスチックカップで試飲出来ます。 白は6種類、赤は4種類、ロゼ1種類、それと微炭酸ワイン2種類を試飲しました。あとフルーツワインも飲んだけれど、まあ、これはジュースみたいなワインでした。 簡単にテイスティングメモを。 甲州樽醗酵 2006
柑橘系果実、バターのコクのある香りなど。ふっくら厚みのあるとても美味しい甲州です。
これはサントリー登美の丘ワイナリーの樽醗酵甲州より遥かに美味しかったです。
3000円ぐらいのかと思っていたら、1890円でびっくり仰天です。これは購入決定です。甲州シュール・リー 2005
家でも飲んだことがあるおなじみのシュール・リーです。
青林檎や柑橘系の爽やかな香り。程よいコクありのすっきり辛口です。 甲州シュール・リー 2006
シュール・リーのヴィンテージ違いです。
ハーブと柚子、ライムの香りがはっきり。こちらの方が若々しく軽やかです。
2005年の方が美味しいです。 穂坂シャルドネ 2004
とろりとした舌触り。厚みのある味わい。
少し日本酒に似たニュアンスがあります。
これもサントリーのシャルドネより美味しいです。 フジクレール・ブラン
軽やかな白。多分、ナイアガラとかデラウェアが使ってそうな香りです。 甲州甘口 2004
さっぱり甘口。気軽にどうぞの味です。 カベルネ・ロゼ 2003
干したざくろの香りがする辛口ロゼ。う~ん、これはパスです。 アリカント 2005
葡萄の皮と茎と種と薬っぽい香り。渋味強いです。 フジクレール・ルージュ
ライトでフルーティな味わい。フジクレール・ブランの方が美味しいです。
多分巨峰とかが使われてそうな香りです。 マスカット・ベリーA 2005
カシス、フランボワーズ、山葡萄の香り。
淡いローズレッド。フルーティで軽やかな味わいです。 マスカット・ベリーA樽熟 2004
淡いざくろ色。カシスリキュール、フランボワーズ、苺のチャーミングな香り。
マスカット・ベリーA'05を少しだけ重くした感じです。 クラノオト・セミヨン
林檎ジュースのような色合いの濁り系ワイン。
林檎ジュースに少し日本酒を混ぜた感じの味わい。
微発泡ワインだそうですが、泡はすっかり抜けてました。(^^; クラノオト甲州
きりりとしたすっきり辛口で、きりりとした柑橘系の果物の香りが爽やかです。
気軽に飲める味わい。
これも微発泡ワインだけど抜けちゃってました。
きっと泡があったら楽しい味わいみたいなので、買ってみました。 赤はいまひとつが多かったけれど、白はどれも美味しく、特に甲州はとっても美味しかったです。 私がテイスティングしている間に、主人は杏仁豆腐が食べ放題なので嬉しそうにぱくついていました。 なぜワイナリーで杏仁豆腐?と思ったけれど、「フジッコフジッコナタデココ」ですね。 フジッコワイナリーからは甲府盆地が遥かに見渡せて、とてものんびり出来ます。
ここで工場見学させてもらおうと思ったら、今日は動いていませんでした。 ここも工場見学したかったら、平日に来なきゃだめみたいですね。 次は、フジッコワイナリーからちょっと離れている中央葡萄酒(グレイスワイン)へ行きました。
蔦に覆われた素敵な建物です。もう営業終了時間だけど、ちゃんとテイスティングさせてもらえました。 まずは、甲斐ノワール2006と、主人はノンアルコールの葡萄果汁を。
甲斐ノワールはブラック・クイーンとカベルネ・ソービニヨンの交配から生まれた山梨県産オリジナルの赤ワイン専用品種だそうで、軽やかながらもなかなか美味しく飲める赤ワインです。 キュヴェ三澤だけテイスティング料500円で、あとはみんな無料です。 かなり簡単な感想ですが(^^;、左から、 ヴィンテージ甲州 2006
さっぱり白。グレイス甲州 2006
少し甘めのコクあり白。 甲州 菱山畑 2006
厚みのあるきりり辛口。 甲州 鳥居平 2006
切れ味良い酸味がいい。鳥居平に比べると菱山畑の方が柔らかな味わいです。 甲州はみんなほとんど透明の色合いでした。 キュヴェ三澤 2005
樽の香りとたっぷりのグレープフルーツなど熟した果実の香り。
バターのようなコクがあり、ふっくらと旨味たっぷりの味わいです。
サントリーの登美の白よりこっちの方が美味しい気がします。 最後にグリド甲州 2006を。
葡萄をそのままワインにしたような素直な味わいで、ほんのり甘口の優しい味わいのワインです。 時間がなくて赤ワインをテイスティングできなかったのが残念です。 ここはまた次回訪れてみようと思ってます。 グレイスワインの目の前に麻屋葡萄酒がありました。 中央道近くのフジッコワイナリー近辺にワイナリーが集まっているし、それからちょっと離れたグレイスワイン近辺にもワイナリーがいろいろ集まっているようで、行く地域を決めて早くから行けば意外とたくさんのワイナリーが周れそうです。 今日だけの感想ですが、勝沼は白ワインが得意で、長野県塩尻は赤ワインが得意のようですね。 勝沼のワイナリー巡りはとっても楽しかったです。 次はどこへ行こうかな。行きたいワイナリーがたくさんで、とっても楽しみです♪=*^-^*= 長くなったので、続きは次のブログにて。(^o^)/ |