フランシュ・コンテ地方は、ボーヌの町から約50km東に向かった辺りのスイスとの国境の丘陵地帯にあり、もともとはブルゴーニュ公国を構成した土地柄で、ギイ丘陵はその頃はコート・ドールと並び称されたと言われているそうです。
ブルゴーニュとはほぼ同緯度、コート・ドールのグラン・クリュ畑とは、ほぼ同じ標高の南及び南西向きの斜面に畑があり、現在はアペラシオンが無いため、「ヴァン・ド・ペイ・ド・フランシュ=コンテ」と地酒の扱いになっているそうです。このワインは、ヴィエイユ・ヴィーニュのロットのなかから更に最上のものを選りすぐり、良作年のみ造られるプレスティージュ・キュヴェで、ドメーヌの古くからの顧客にのみ提供される秘蔵品だそうです。
100%バリックの小樽(新樽比率75%)で11ヶ月熟成。無清澄・無濾過で瓶詰めし、蝋キャップシールで封蝋したものだそうです。 このようにワックスキャップつきです。
さて、ワックスキャップの開け方は、蝋を叩き壊す、火で炙る、そのままソムリエナイフのスクリューを刺して、ワックスキャップをつけたままコルクを抜く、などなどいろいろあるようですが、叩き壊してみることにしました。 主人のオーディオ道具のペンチなどを借りて、さあやるぞ~、と気合を入れてたのに、そんな大げさなことをしなくてもあっさり簡単に爪ではがれてしまいました。orz きらきらと美しい煌きが美しい、澄んだ黄金色。 グラスに近づくと、蜂蜜、レモン、グレープフルーツ、ライム、オレンジの甘酸っぱい香りたっぷりで、その中に、ミネラル、きのこ、ナッツ、バター、白い花の香りがほんのりしました。 飲んでみると、塩気を感じるくらいミネラルたっぷり。
グレープフルーツ、バター、ナッツ、ミネラル、レモン、ライム、オレンジ、白い花、バジル、カモミール、きのこ、シトラスの香り。
余韻は長く、良く熟した柑橘系果物の甘酸っぱい香りとバニラの甘い香りが心地良く漂い続けます。 厚みのある豊かな果実味。ほんのりだけどコクのある甘味。
余韻の長い豊かな酸味とたっぷりのミネラルが味を引き締め、きりりと引き締まった力強い味わいになっています。 バターのようなコクをしっかり感じられ、ぎゅっと詰まった旨味もたっぷり。
厚みがあり、豊かで奥深く、繊細ながらも力強さも持っているとても素晴らしく美味しいシャルドネです。
7000円ぐらいのブルゴーニュのプルミエ・クリュのシャルドネと間違えても不思議はなさそうです。 温度が上がると、コクと旨味が増してもっと美味しくなりました。 私の表現力では、この美味しさを伝えきれないのがとても残念です。 ピータンポイントは、95点です♪\(^▽^)/ シャルドネと舌平目を合わせると、ワインのコクと旨味がぐぐっと増して、パパパパーンポイント95点の素晴らしいマリアージュでした♪(*´∇`*) 特にレモンバターソースがたくさんかかっているところと相性が良いみたいです。 鰹と合わせると、鰹の臭みを消してくれるし、ワインのコクも増してとても良く合っていました。 鰹は、いつもシャルドネとの相性が良いですね。 ついでに鶏もも串も焼いて塩でいただいたのですが、ワインのコクと旨味がぐぐっと増し、こちらもパパパパーンポイント92点の美味しいマリアージュでした♪ヽ(=´▽`=)ノ 一昨日の星座ワインのピノは、3日経ってもそんなに味は落ちていないけれど、さすがにこのシャルドネの隣に並べてしまうと、ただの南のピノになってしまいました。(^^; 鰹とは三つ葉と一緒に合わせると、ワインの旨味と甘みとコクを増すとても良い組み合わせでした。 舌平目とはまあまあで、ケンカはしませんでした。 昨日のウォーターストーンのソーヴィニヨンは、昨日よりは真ん中の味わいが出て来て美味しくなっていたけれど、舌平目には負けるし、鰹とは全く合わないしで今日も出番なしでした。(-_-; 昔はカリフォルニアワインがけっこう好きだったんですが、最近はすっかり出番が減ってきてしまっています。(^^; フランス以外の産地で美味しいのが見つかるのは、最近はカリフォルニアよりニュージーランドやオーストラリアの方が多い気がします。(*^-^*) |