ワインは、開けた翌日以降の変化を見るのも楽しいものですね。

でも、やっぱり美味しいワインほど飲むペースが早いのは仕方ないことで、いつも気がつけばもう半分なくなっていて、慌てて残しています。

で、美味しくないワインはやっぱり飲むペースが遅いので、無理なく次の日に残せて、下手をすれば3日、4日とあまり嬉しくないワインの変化を見ることになってしまいます。(^^;

美味しくなくても合う食べ物が見つかれば何とか飲み干せてしまうのですが、全然見つからない場合は、いつまでたっても減らないワインにため息です。ε=(--;)

おまけに次に新しく開けたワインがとても美味しいと、そっちばかり飲むのでなおさら減りません。

1000円未満の安ワインならばさっさと料理酒行きなのですが、1000円以上のものだと貧乏性なのでついつい頑張って飲もうとしてしまいます。(^^;ゞ

さてさて、土曜日に開けたカリフォルニアのソーヴィニヨンも今日で3日目。いつになったらなくなるのかな～。(^-^;)

さて、今日の晩御飯です。

鶏手羽元、ごぼう、キャベツ、三つ葉、椎茸、エノキ、京厚揚げ豆腐で水炊きです。

ワインは、クリュ･ボジョレーを飲みました。

エッジに明るいオレンジ色が入る、艶やかな照りのあるやや濃い目のオレンジがかったガーネット色。

グラスに近づくと、苺リキュール、ヤマモモ、バニラ、紅茶、ドライフラワー、赤スグリ、花といった少し酸味の混じった甘い香りが柔らかくふわりと香りました。

飲んでみると、タンニンはきめ細かく、柔らかで優しい口当たりです。

苺リキュール、スミレの花、バニラ、紅茶、ドライフラワー、赤スグリ、フランボワーズ、ヤマモモ、きのこ、ほんのりシナモン、ドライパセリ、カシス、桑の実の香り。
余韻はとても長く、赤い果実の甘酸っぱい香りと紅茶やドライフラワーの甘く熟した香りがふわふわと心地良く漂い続けます。

柔らかで軽やかな果実味とグレープフルーツのようなクリーンできりりとした余韻の長い酸味の中に、ほんのりコクのある甘味が見えます。

程よいボリューム感で、程よくコクと旨味もあり、エレガントでチャーミングな味わいのとても美味しいワインです。

これはガメイの美味しさをうまく表現したワインですね。ピータンポイントは86点です♪(^▽^)/

フルーリーは、特にすごく合っているものはなかったけれど、どの食材とも仲良くしてくれるとても良いワインでした。(o^-^o)

特に厚揚げと合わせるとワインの香りが増し、エノキと合わせるとワインの甘みとコクが増すなかなか良い組み合わせでした。

さすがにごぼうとはいまいちでした。

昨日のシャルドネは今日も変わらず美味しく、特に鶏手羽元と合わせると、ワインがぐぐっと旨味を増してとても良く合っていました。

三つ葉とも相性が良く、香りがとても良く合うようです。

オッソー･イラティー･ブレビ･ピレネーというスペイン国境のピレネー山脈で造られる羊乳チーズも食べたのですが、シャルドネとフルーリーどちらも素晴らしく良く合っていて、ワインとチーズさえあれば何も要らない幸せな世界へ。(*´∇｀*)

ところで、土曜日から残っているソーヴィニヨンは、今日はすっかり水のようなしゃばしゃばワインに変わり果てて、やっぱり残ってしまったのでした。(^^;

それと、今日は日本酒の日だそうなので、この前、山梨で買ったひやおろしを開けました。

春鶯囀 特別純米 ひやおろし秋酒

生産者：萬屋醸造店　所在地：山梨県南巨摩郡増穂町

原料米：玉栄　精米歩合：60%　日本酒度：+3.0　酸度：1.5　使用酵母：9号系

購入価格：1225円（税込み）　購入店：アピタ石和店

蔵元のHPはないようですが、この日本酒を扱っている楽天の日本酒博物館によると、萬屋醸造店は、寛政2年（1790）に創業の蔵元で、酒銘は、与謝野晶子が「法隆寺など行く如し甲斐の御酒春鶯囀のかもさるゝ蔵」と萬屋醸造店の酒の優雅な味と香りを讃えことにちなんで付けられたんだそうです。

そのままで飲んでみると、さらりとした口当たりだけどしっかりとした旨味のあるコクを感じられます。コクのある甘味で、酸味は柔らかで控えめな感じです。

少し甘めで飲みやすい口当たりで、ちょっとおとなし過ぎて少々物足りない感じです。

ちょっと甘めなので、私の好みに合わないかな～。(´－｀)

熱燗にすると酸味がたってきて、きりりと引き締まった味わいになって美味しくなりました。

ぬる燗だと甘ったるくなって、かえって美味しくなくなります。常温か熱燗が良いみたいですね。

今日の鍋の中で厚揚げが一番良く合っていました。(*'-'*)

ひやおろしもいろんな味があるんですね。また見つけたら買ってみて、飲み比べしてみたいです。=*＾-＾*=