このワインは、ジロンド河の中洲に浮かぶマルゴー島で造られるドメーヌ・ド・リル・マルゴーの最高のブドウを厳選して造られたプレスティージュ・キュヴェで、小樽を使い、28度前後で10日間に亘り発酵を行ない、果皮浸漬の期間は28日、トータルのキュヴェゾンは40日間。その後、小樽(100%)で16ヶ月熟成を行ない、無清澄で瓶詰めし、総生産量は6000本だそうです。エッジに鮮やかな真紅色が入り、水の流れのように柔らかでつややかな揺らめき見せる深く濃いダークレッド。
グラスに近づくと、豊かな厚みのあるうっとりするような美味しそうな香りが立ち昇ってきます。
茹で小豆、バニラ、煮詰めたプラム、カカオ、心地良い樽の香り、クローブ、カカオ、カシスリキュールの香り。
これの下のキュヴェは樽樽したワインでちょっと甘めだったのでこれもそうかと思ってましたが、これはそれほどではなくほど良い樽香です。
飲んでみると、タンニンはきめ細かく絹のように柔らかで滑らかな舌触り。香りほど甘くなく、すらりと引き締まった端正な姿を見せるワインです。
でも、ちょっと閉じ気味のようなので1時間ほど置いておいたら、香りや厚みや旨味がどんどん出てくるようになりました。早めに開けておいた方が良いみたいです。
カシスリキュール、ブラックチェリー、フランボワーズ、クローブ、オレンジの皮、ミルクチョコレート、バニラ、カカオ、煮詰めたプラム、トリュフ、ローズマリー、オレガノ、湿った土、森の下草の香り。
余韻は長く、カシスやフランボワーズの甘酸っぱい香りとバニラの甘い香りがいつまでも心地良く口の中でふわふわと漂い続け、とろりとしたコクを舌に感じます。
柔らかで丸みのある果実味で、上品でコクのある甘味を柔らかだけどしっかりとした酸味とほんのり感じる苦味が味を引き締めていて、柔らかだけどしっかりとしたタンニンが力強さを作り出しています。
コクのある旨味たっぷりで、豊かでしなやかで優雅で気品ある味わいながらしっかりとした力強さも持っているとても飲み応えのあるとても美味しいワインです。
これはピータンポイント89点ですね♪\(^▽^)/
さて、昨日の悪魔のチリワインはスモーキーさが減ってバランスが良くなり美味しくなっていました。
豚ハツと合わせると、両方ともワインのコクを増して良く合っていましたが、どちらかというとチリワインの方が良く合っていました。
厚揚げはチリワインとそんなに合っていなく、マルゴーと合わせるとぐぐっと旨味とコクを増しパパパパーンポイント90点のマリアージュに♪(*´∇`*)
チリと合わせようと厚揚げを用意したのに、チリとは合っていなかったですね~。(^^;
三つ葉は両方ともワインの香りを増すとても良い組み合わせでした。
マルゴーと牛肉を合わせると、ぐぐっと旨味とコクを増すパパパパーンポイント95点の素晴らしいマリアージュに♪ヽ(=´▽`=)ノ
牛肉はチリワインともとても良く合っていて、ワインがまろやかになる美味しい組み合わせでした。
名古屋コーチンとマルゴーを合わせると、お互いのコクと旨味を増すとて美味しいい組み合わせでしたが、チリワインとはまあ合うかな~というぐらいの相性でした。
豚肩ロース肉は両方ともまあまあ合っているかなぐらいの相性でした。
ラッキーなことに、このドメーヌ・ド・リル・マルゴーの同じキュヴェがまた手に入ったんです。今日飲んでとても美味しかったので、追加で新しく買ったのを飲むのがとても楽しみです。=*^-^*=