非常に古いぶどうの木より作られた実を使用し、コート・デュ・ヴァントーという無名の地域のイメージをオーナー自身がとにかく変えようとして造られたワインだそうです。残念なことに、2002年のこの地方を襲った水害の影響で、2002年以降のヴィンテージが入荷出来なくなってしまったそうです。
エッジに透明な部分が見える、鮮やかな濃い真紅色。
コルクを抜いた途端、甘くてとても美味しそうな香りが辺りいっぱいに漂いました。
グラスに近づくと、カシスリキュール、バニラ、バラの花、トリュフ、チョコ、メープルシロップの甘く華やかな香りが力強く香ってきました。
飲んでみると、きれいにこなれたきめ細かなタンニンで、とても柔らかな舌触りです。
カシスリキュール、バニラ、バラの花、トリュフ、ミルクチョコ、メープルシロップ、カラメル、生肉、タバコ、胡椒、漢方薬、シナモン、ローズマリー、アールグレイティー、森の下草の香り。
余韻はとても長く、カシスリキュール、カラメル、メープルシロップの甘酸っぱい香りが心地良く漂い続けます。
厚みがあって余韻の長い酸味と少し感じる苦味と柔らかながらしっかりとしたタンニンが、しっとりと落ち着いた果実味とコクがあってまろやかな甘味を引き締めていて、しっかり力強い味わいを造り出しています。
く~っとうなるほどコクと旨味たっぷり。しなやかで豊かな味わいで、程よい熟成感があり、飲み頃を迎え始めたとても美味しいワインです。
熟成したローヌって、やっぱり美味しくて大好きです。ピータンポイントは、93点ですね♪(^▽^)
さて、昨日のボジョレー・ヴィラージュは今日も美味しいけれど、シャトー・ヴァルコンブと並べるととっても優しい味わいに感じてしまいます。
甘酢あんかけ厚揚げ豆腐とシャトー・ヴァルコンブは、甘酢あんたっぷりより少なめで合わせると、コクと旨味がぐぐっと増して、パパパパーンポイント90点のマリアージュになりました♪
ボジョレー・ヴィラージュは今日も甘酢あんの酸味と甘みが良く合っているけれど、昨日のがんもより厚揚げはコクが少なめなので、パパパパーンポイントは出ないけれど、でもとても良く合っていました。
豚ばら肉は甘酢あんを絡めてボジョレーと合わせると、豚肉のコクと甘酢あんの酸味がとても良く合って、美味しい組み合わせになりました。
豚肩ロース肉とシャトー・ヴァルコンブを合わせると、豚の脂をさっと流してくれてとても良く合っていて、ボジョレーと合わせると豚肉にワインが負けてしまいました。
BIOモッツァレラとシャトー・ヴァルコンブを合わせるとワインの甘みと香りが増し、ボジョレーと合わせるとワインがまろやかになりコクを増してとても良く合っていました。どちらかというと、ボジョレーの方がより合っているようです。
和牛もも肉とシャトー・ヴァルコンブを合わせると、牛肉のコクと旨味がワインのコクと旨味を最大限にまで高めてくれ、パパパパーンポイント100点のとろけるマリアージュに♪ヽ(=´▽`=)ノ
ボジョレーと和牛を合わせると、牛肉の脂をさっと流してくれ、さらにワインの旨味と甘みも増し、パパパパーンポイント80点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ
それと、日本酒も開けました。