「新しいお店でランチ」の続きです。(^o^)/ その後は、エノテカへ寄って、今日のブルゴーニュ・スペシャル・テイスティングの支払いを済ませてきました。 その後は、いつものようにトップカメラに寄り道です。 この前見たベロフレックスをもう一度試してみたら、どうも写りが悪いのは記憶違いだったようで、試してみるとなかなか良い写りをしています。 でも、何気に主人がレンズを振ると、からからとねじか何かが中で転がっている音がします。 店員さんに確めてもらったら、やっぱりねじが外れて中で転がっているんだそうで、このまま使うと不都合もあるらしいので残念ながら諦めました。_| ̄|○ 他に面白いのはないかなと眺めてみると、カール・ツァイス・イエナの150mmで変わった形のレンズを見つけました。 新しく買ったレンズで撮影。
名前どおりちょっと甘い写りですね。
って、そう書くと買ったレンズのメーカーがばれちゃいますね。(^^ゞこんなに小さくて150mmというのも不思議だし、レンズに150mmではなく15cmと表記されているのも変わっています。 それと、絞りリングはあるけれど、ピントを合わせるリングが全くないんです。 それでもカメラにつけてみたら、近寄っても遠くに向けても一切ピントが合いません。 店員さんに聞いても不思議そうで、いろいろ試しているうちに、どうも改造した跡があると判明し、ちょっと、がっかり。でも、いったい何のために改造したのか謎が残るレンズですね。 ちなみに、隣のレンズはシュタインハイルのオートカッサロン50mm F2.8で、見た目もかっこいいし写りも良いけれど、80cmだったかな、あんまり寄れないし高いのでやめにしました。 それと、ドイツレンズのEdixaにそっくりな名前で、日本製レンズのEdixarという広角レンズを発見しました。これがデザインも最短撮影距離も我が家のアキュラ君にそっくりなんです。 調べてみると、Edixarはトプコンというカメラのレンズだそうで、ではアキュラ君ももしかしたらトプコン絡みなのかもしれないですね。 これがEdixarで撮った写真です。
写っているのは、試し撮りでいつもモデルをしてくれている鳥の置物です。
広角でここまで寄れるのはなかなか魅力的だし、写りも悪くなさそう。でも、アキュラに似ているのなら買っても面白くないかな、と買うのはやめてしまいました。 結局、今日は広角2本と55mmレンズを購入で、またたくさん買ってしまいました。(^∇^;)ハハハ その後はいよいよ、エノテカへ向かいました。
上の2枚は新しい55mmレンズで撮影。 昼間支払いを済ませたのに記録していなかったようで、本当に支払ったのか疑われてとても不愉快な気分になりました。( ̄~ ̄;)それに、狭い店内にはたくさんの人たちで、すれ違うのも大変なほど。ゆっくり試飲するという雰囲気じゃありません。(-_-; おまけにテーブルが少なくてグラスを置くのもままならず、メモするのも大変でした。(´へ`; まず、ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールのルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール伯爵と、ドメーヌ・ブラン・ガニャールのジャン・マルク・ブラン氏の挨拶から。 試飲会の写真は、21mmを使用です。
人垣で写真が撮れないので、新聞記者ばりのノーファインダーです。(^^;ゞスペシャル・テイスティングでは、9種類試飲できました。 ドメーヌ・ブラン・ガニャール
後ろのグラスの水の量が、今日テイスティングできる量です。 ドメーヌ・ブラン・ガニャールでは、なるべく樽の香りを葡萄に移さずに、葡萄本来の味を引き出すように造っているそうです。 1.CHASSAGNE-MONTRACHET BLANC 2004(販売価格6825円)澄んだペールイエロー。白い花、蜂蜜、グレープフルーツ、バターなどの香り。コクと旨味たっぷりで、きりりとした厚みがある酸味が心地良くてぐびぐび飲める味わいです。2.CHASSAGNE-MONTRACHET 1er CRU LA BOUDRIOTTE 2004(7560円)
1と比べて厚みが違います。バター、蜂蜜、レモン、ナッツなどの力強い香り。コクのある甘味を厚みがあって上質な酸味がきりりと引き締めています。ふっくらとして柔らかで、ぐっと厚みがあってコク深い味わい。 3.CHASSAGNE-MONTRACHET 1er CRU MORGEOTS 2004(7560円)2より切れの良い酸味で、酸味強めで、引き締まった力強い感じです。バター、蜂蜜、オレンジ、レモン、ナッツ、ハーブ、白い花などの香り。ミネラルたっぷりで、コクと旨味深い味わい。
主人も私も2か3が好みでした。4.BÂTARD-MONTRACHET GRAND CRU 2004(17850円)
写真から店内の混雑ぶりが分かりますね。きりりとした酸味があるけれど、甘味の方が強めでふっくらまったりタイプ。グラスに近づくと甘い香りたっぷり。飲んでみると、バター、蜂蜜、レモン、ライム、ミネラル、ナッツ、シトラスなどの香り。溶かしバターのようなコクを感じます。これはあんまり好きじゃないタイプです。 5.VOLNAY 1er CRU CHANLIN 2004(6090円)なめし皮、梅紫蘇、赤スグリ、フランボワーズ、カシスリキュール、シナモン、アールグレイ、キノコ、湿った土、森の下草の香り。柔らかで豊かな酸味の中に、程よい甘味が見えます。ぐぐっと来る旨味たっぷりで、豊かでエレガントで力強さもあるとても美味しいワインです。
2006年ヴィンテージからなくなってしまうかもしれないそうで、残念ですね。(--,)次は、ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールのワインです。 ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールは8.4haの畑を所有し、グラン・クリュが2つで、他にニュイサンジョルジョにも畑を持ち、2006年からエシェゾーも造っているそうです。 ラ・ロマネは、コント・リジェ・ベレールのモノポールで、ブルゴーニュ最小のアペラシオンで、面積1ha以下、年間生産量4000本の貴重なものだそうです。 ルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール伯爵の哲学は、テイスティングに向いたワインじゃなく、みんなでわいわい飲んでいるうちに自然と楽しく飲み干して、また次を開けたくなるような飲みやすいワインを造ることなんだそうです。 ようやく見つけた場所でさっそくテイスティングです。 1杯50ml入っているとしたら、ラ・ロマネは1杯14000円なんですね。拝んでからしっかり味わわなければ。(-人-;) と思ったら、サイン会が行われるので他に移動して下さい、と店員さんのつれない一言にまたうろうろ。ようやく空きを見つけたテーブルで、テイスティングのしなおしです。 こうしてずらりと並べると、それぞれ違いがはっきり分かって面白いですね。6.VOSNE-ROMANEÉ "LA COLOMBIÉRE" 2005(13650円) 7より6の方があっさり目の甘味と味わいです。シャープで余韻の長い酸味。キノコ、なめし皮、カシスリキュール、梅紫蘇などのスパイシーで厚みがあって余韻が長い香りです。7.VOSNE-ROMANEÉ "CLOS DU CHÂTEAU" 2005(15750円)コクのあるまろやかな甘味に厚みのある酸味。グラスに近づくとミントの香りとマロングラッセの香りが強く香りました。飲んでみると、他になめし皮、オレンジ、梅紫蘇、カシスリキュール、葉巻、キノコ、湿った土の香り。
私はこれが一番好みでした。8.VOSNE-ROMANEÉ 1er CRU AUX REIGNOTS 2005(31500円)ぐーっと押し寄せるコクと旨味。豊かで厚みのある力強い味わい。上品で力強い酸味にコクのある甘味が溶け込んでいます。
葉巻、なめし皮、カシスリキュール、煮詰めたプラム、フランボワーズ、梅紫蘇、オレンジピール、苺リキュール、キノコなどの香り。9.LA ROMANEÉ GRAND CRU 2005(210000円)思わずむせるほどの濃さで、ずしりと厚みがある重厚で力強さ溢れる味わい。オレガノ、なめし皮、葉巻、カシスリキュール、トリュフ、バラの花、生肉、バニラ、チョコ、赤スグリ、焼いたオレンジなどの香り。良く熟した果実味たっぷりで、厚みのある酸味にコクのある甘味がバランス良く溶け込んでいます。いずれも今でも素晴らしく美味しいけれどまだ若い感じなので、もっと熟成させた頃にまた飲んでみたいです。=*^-^*= それと、8、9はとても美味しいけれど、ちょっとコクのある甘味が前に出ているのが気になって、もう少し酸味が欲しい気がしました。これも熟成させたら変わるのかな。(´-`) 8と9をどちらか買うとしたら、8の方で十分です。まあ、21万円はとても出せないというのもありますが。(^^;ゞ 何だか思ったほどの感動はなかったけれど、きっとちゃんとゆっくりといただける場所ならば素晴らしく美味しいと感じたかもしれないですね。(*'-'*) 記念に、美味しかったヴォルネイ・プルミエ・クリュ・シャンランの2002年6090円を買ってみました。サイン入りです♪
今日試飲した2004より美味しいそうで、飲み頃の5年後が待ち遠しいです♪最後に、ゲストの皆さんと記念撮影です♪ ルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール伯爵と♪
ジャン・マルク・ブラン氏と♪
ジャン マルク ブラン氏の息子さんマルク・アントナン・ブラン氏と♪
いろいろあったけれど、とても貴重な体験ができたとても楽しい試飲会でした♪=*^-^*= 今日から名古屋駅では、クリスマスイルミネーションが美しく飾られています。
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