今日は名古屋で晩御飯を食べようと、東京から帰ってきた主人と名古屋で待ち合わせをしに出かけてきました。待ち合わせ場所は、分かりやすいという理由であまり色気のないいつものトップカメラの前です。 たまにはラシックの別のお店にでも行ってみようかとぐるりと回ってみると、ラシック8Fにあったオザミデヴァンが撤退していてびっくり仰天です。ここも競争が激しいんですね~。('o'*) 特にここには面白そうなお店がないので、名古屋駅のセントラルタワーズでお店を探してみることにしました。 ぐるぐるお店を探していると、セントラルタワーズ13Fのインド料理レストラン「マハラジャ」の店頭メニューに、 前々から気になっていたインドワイン「スラ・ヴィンヤーズ」を見つけ、本場インド料理とインドワインのマリアージュを楽しむのは面白そうだとここで夕食を食べることにしました。 店内にはインド人の店員さんがほとんどで、なかなか雰囲気も本格的です。 スラ・ヴィンヤーズのソーヴィニヨン・ブラン2006とシラーズ2006をグラスで注文したんですが、残念ながらシラーズは売り切れでした。シラーズは、とっても人気があるみたいですね。('-'*) ワインは大きなグラスにたっぷりと入っていてとっても嬉しいです。
ソーヴィニヨン・ブランは、グレープフルーツ、白胡椒、レモン、ライム、フレッシュな草など爽やかな香りたっぷりで、それと唐辛子のピリッとした香りと風味もあります。
すっきり爽快で切れの良い酸味と爽やかなミネラルがとても心地良く、よく熟した果実味たっぷりで、程よくコクのある甘味がほんのり感じられる爽快な辛口で、味のバランスも良く、美味しくゴクゴク飲めるワインです。 ソーヴィニヨン・ブランと一緒にインドビール「キングフィッシャー」も注文です。
すっきり爽快でコクと旨味もしっかりあるとても美味しいビールで、スパイシーなインド料理に最高に良く合っています♪(*^¬^*) 他のワインメニューはフルボトルだけで、モメサン・メルロ、バルトン&ゲスティエとかのラングドックワインやカリフォルニアやオージーとかだったかな、どこでも見かけるようなワインばかりで、だいたい定価の3倍ぐらいの値付けがされているようでした。 でも、せっかくインド料理屋さんに来てインド料理を食べるのならば、インドワインとインドビールが一番ですね。(^-^) せっかく肉料理を頼むのだからと、レッド・ジンファンデル2006も追加です。
胡椒、生肉、アメリカンチェリー、ブルーベリージャム、カシスリキュール、煮詰めたプラム、クローブ、シナモン、クランベリージャム、ココナッツなどスパイシーでジャム系の濃厚な香りたっぷりで、説明どおりジャムのようなワインです。
軽やかで優しい酸味で、よく熟した果物の果実味とまろやかでコクのある甘味たっぷり。柔らかなタンニンでとても滑らかでまろやかで少し甘めのとても飲みやすい味わいです。 単独だとちょっと甘くてイマイチだけど、この甘さがインド料理のスパイシーさと旨味とても良く合っていて、素晴らしいマリアージュを見せてくれました。(^∇^*) マハラジャ・タンドリー・プラッター
タンドリーチキン、シシカバブ、フィッシュティッカ、タンドリープローン、チキンマライカバブの豪華盛合わせです。(*^-^*) どれも柔らかく焼き上げられた旨味たっぷりの料理です。
タンドリーチキンは鶏半身を使っていて、旨味とコクたっぷりで、ジンファンデルととても良く合っていました。
シシカバブはきめ細かな挽肉を使ってあって、弾力がある歯ごたえで、スパイシーでビールにとても良く合っていました。
フィッシュティッカは一口サイズのカジキマグロのインドハーブ焼きで、柔らかくてまろやかでコクと旨味たっぷりで素晴らしく美味しく、ソーヴィニヨン・ブランととても良く合っていました。
タンドリーブローンは大海老の姿焼きで、大きくてぷりっぷりで旨味たっぷりの海老が最高に美味♪これにはソーヴィニヨン・ブランとレッドジンファンデル両方ともとても良く合っていました。
チキンマライカバブは胸肉のみを使ったマイルドチキンカバブで、さっぱりとしているけど柔らかくて旨味たっぷりで、タンドリーチキンとはまた違った美味しさです。これにはソーヴィニヨン・ブランがとても良く合っていました。 ラムチョップ
柔らかに焼き上げられたラムがとっても美味で、これはビールがぴったりでした。それにしても、インド料理の辛さって後から来ますね。(>_<) 最初は辛さを感じずに旨い旨いと食べれるんですが、食べているうちにじわじわと辛さがやって来て、最後にはがーっと辛さが押し寄せ「ひ~、辛い~~!!」と大変なことになります。 漫画ならば火を噴いているところですね。 炎炎炎>(~Q~;;) ヒィィイ!!カラィィイイ!! そして、料理が進むごとにどんどん辛さがたまっていくんです。 辛いのが大好きな主人が、初めてとてもつらそうな顔を見せたぐらい辛かったです。(^^; でも、食欲をそそるスパイスの香りと料理にしっかりと深い旨味があるので、辛くてもどんどん食べれてしまいます。 タリー・デラックス
本日の3種類カレー、ナン、ライス、タンドリーチキン、シークカバブの盛合わせです。 ナンはもちもちとしてとっても美味しいです。
ライスはインドのお米を使っていて、お米自体に日本のお米のように旨味はないですが、ふわりと香るサフランの香りがとても食欲をそそります。 サラダには多分リンゴのドレッシングがかかっているようで、甘酸っぱくてとても美味しいドレッシングでした。 一つ目のカレーは野菜カレーのようで、ジャガイモとニンジンが入っていて、マイルドな辛さでまろやかでコクがあってちょっと甘めの食べやすいカレーでした。
2つ目はキーマカレーのようで、これはいきなりどかんと来るすごい辛さで、辛いのがちょっと苦手な私はギブアップです。(^^;
3つ目はチキンカレーで、柔らかなチキンがたっぷり入っていて美味しいけれど、やっぱりとっても辛い~。(>_<) あまりの辛さに、主人はキリン生をジョッキで追加注文です。
しかし、なんとビールが辛さに負けてしまい、結局やっぱりインドビールがこの辛さに素晴らしく良く合ったのでした。(^∇^;) それと、ソーヴィニヨン・ブランは温度が上がると酸味がだれてちょっと甘さが前に出て来てしまったのですが、この甘さがカレーの辛さを和らげてくれてこれまたとっても良く合っていました。 どんなコンディションでも料理にちゃんと合うとは、インドワインってすごいですね~。('∇'*) それとジンファンデルもそのままだとちょっと甘いけれど、ワインの甘さがカレーのスパイシーさとぴったりでした。(^∇^*) 地元の料理には地元のワインを、と良く聞くけれど、まさしくそのお手本のような素敵なマリアージュを楽しめたディナーでした。=*^-^*= お店を出た後もひりひりとした辛さが舌に残っていて、思わず隣のスターバックスへ寄って甘いデザートに助けを求めてしまいました。(^^ゞ おまけ 主人が実家に持って行ったかえるまんじゅうのおすそ分けを持って帰ってくれました。
姿も可愛らしいしとっても美味しい焼き饅頭で、名古屋土産におすすめのお菓子です。(*^-^*) それと、昨日の雲太を主人に飲んでもらったんですが、グラスに近づいた途端、「白酒とか日本酒みたいな香りがする。」( ̄~ ̄;) 「え、昨日は最初は日本酒の香りはしなかったけど。」と驚いて飲んでみると、まるで昔飲んだ酸っぱすぎるカクテルのようにすっぱ~い。(>_<) しくしくしく、昨日よりすっかり味が落ちてしまってました。(T-T) これは、料理酒行きかな~。(^^;ゞ |