このカルメネールは、50%をフランス産ニューオーク樽とアメリカ産オーク樽で6ヶ月熟成させているそうです。エッジにほんのりオレンジが入ったガーネット色が見え、艶やかな照りがあるとっぷりと深く濃く真紅の花のように鮮やかな真紅色。
グラスに近づくと、チリワインによくある炭のようなスモーキーな香りが最初に感じられ、それから、シナモン、ブラックチェリー、チョコ、なめし皮、煮詰めたプラム、クローブ、黒胡椒、獣、きのこ、カシスリキュール、ドライイチジク、プリンと一緒のカラメルソースの重厚で凝縮感たっぷりの香りが力強く香って来ました。
飲んでみると、とてもきめ細かにこなれたタンニンで、素晴らしく滑らかで柔らかでしなやかな舌触りで、ほんのり唐辛子のようなぴりっとスパイシーな風味もあり、ミネラルもしっかり感じられます。
炭、タバコ、ブルーベリージャム、シナモン、ブラックチェリー、生肉、チョコ、なめし皮、クローブ、煮詰めたプラム、砂糖漬けチェリー、フランボワーズ、獣、トリュフ、カシスリキュール、ドライイチジク、カカオ、カラメルソース、醤油、焦がしたオレンジ、ドライアプリコット、アールグレイ、溶かしバター、バラの花、森の下草、湿った土、コーヒー、赤唐辛子、ローズマリー、タイム、杉、クランベリージャム、桑の実、ヤマモモの香り。
余韻はとても長く、ブルーベリージャム、カラメル、アールグレイ、カカオ、コーヒー、クローブの甘く香ばしい香りがふわーっと心地良く漂い続けます。
良く熟したまろやかでしっとりと落ち着いた果実味と、程よくコクがあって柔らかな甘味と、クリーンですっきりと引き締まった酸味がバランス良くきれいに溶け合い、一つのまとまりを見せています。
ほど良くコクのある旨味たっぷりで、きめ細かながらもしっかりとしたタンニンとクリーンなミネラルがすっきり引き締まった力強い味わいを作り、ほんのり感じるスパイシーな風味がワインに楽しいアクセントを加えています。
とてもバランス良く深みもあり、きめ細かでエレガントさも感じられるとても美味しいワインです。
これは、ピータンポイント98点ですね♪\(^▽^)/
さて、雲太は香りだけでアウトだったので、鍋にどぼどぼと入れてしまいました。(^^;ゞ
今日はカレーの香りがワインの旨味を引き出して、どれもとても良く合っていました。
カルメネールと真鱈を合わせると、ぐっとワインの味締まり、鱈の旨味がワインの旨味を深くし、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪(*´∇`*)
厚揚げともとても良く合っているけれど、好みとしてはワインがくどくなった感じがしてちょっとイマイチでした。
キャベツと合わせると、ワインの味締まり、キャベツの甘みがワインにまろやかさを与え、ワインの旨味を引き出し、パパパパーンポイント94点のマリアージュに♪ヽ(=´▽`=)ノ
青梗菜と合わせると、カレーの香りと野菜の旨味がワインの旨味を深めてとても良く合っていました。
ごぼうと合わせると、ごぼうの土の香りがワインととても良く合っていました。
豚肉と合わせると、カレーの香りと豚の旨味がワインの香りと美味しさを引き立て、パパパパーンポイント97点のマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
まろやかでスパイシーな赤ワインって、やっぱりスパイシーな料理に良く合いますね。=*^-^*=
ボルドーではもう幻になってしまったカルメネールですが、本場で作られたのはどんな味わいだったんでしょうね~。(´-`)
カルメネールはお気に入りの葡萄品種なので、一度は飲んでみたかったです。(^-^*)