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2008.06.02
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カテゴリ:ブルゴーニュ

数週間前のことですが、林艮さんが縞々ゼブラのフレクトゴンがeBayに出ているので代わりに入札しましょうか、とわざわざご連絡してくださいました。(^-^)

eBayには興味があったものの臆病で手が出せなかった私は大喜びでお願いしました。(^▽^*)

入札状況をずっと見ていると、終了時間の1時間ぐらい前から動きが活発になり、最初は2人の入札者のバトルだったんですが、$110で一人があきらめ、残った人が$115をさらに入れて落札か?、と思った瞬間現われた別の人物。

そして残り数分間というわずかな時間での2人のバトルの末、見事最後に現れた人物の元へフレクトゴンは旅立つこととなったのでした。そして、それはもちろん林艮さんだったのです♪ヽ( ´¬`)ノワ~イ

その様子を手に汗握りながら見守っていたんですが、入札者が決まる瞬間ってとってもどきどきわくわくな瞬間ですね!eBayにはまる人がいるのもうなずけます。(^-^*)

でも、私にはやっぱりこんな見事な駆け引きは無理です。すごい!さすが林艮さんですね!本当にどうもありがとうございます~♪(^▽^*)

そして、普通10日~2週間かかるところ驚くほど早く6日後に到着したフレクトゴンは、25日に林艮さんとお会いした時に無事受け取ることができ、念願かなって我が家へお招きすることができたのでした♪

出品者は前に林艮さんが落札されたフレクトゴンと同じギリシャのドクターだそうで、フレクトゴンの入っていた箱には素敵なギリシャの切手が貼ってありました。


出荷した時期が4/20~5/20の牡牛座に当てはまるので、牡牛座の切手を貼ってくれたのかな。
とても粋なドクターのようですね。(^-^)

そして箱を開けると、外国の新聞に包まれた光る縞々ゼブラのフレクトゴンが現れたのでした♪(^^)

ギリシャからようこそのCarl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8です。

レンズ構成は5群6枚のレトロフォーカス型、最短撮影距離は驚きの18cm、絞り羽根枚数5枚、最小絞りF22、フィルタ径φ49mmです。

レトロフォーカス型レンズとは、主点が全レンズ系の後方にあるように構成したレンズで、望遠レンズを逆さまに(=レトロに)したような構成で、焦点距離よりもバックフォーカス(=バックフォーカルディスタンス)を長く取れる特徴から、一眼レフカメラ用広角レンズの主流となっているそうです。

外観では前玉径が大きく、レンズの前後から絞り羽根を覗き込むと、後方から見たときの方が絞り羽根がより大きく見えるのが特徴で、対称型広角レンズと比べて、周辺光量が豊富な反面、「ディストーション(歪曲)」が大きい傾向があるそうです。

フレクトゴンのレンズ構成図です。

フレクトゴンは製造時期によって大きく3つに分かれ、初代は1950年代の銀色銅鏡のものだそうです。

縞々ゼブラのフレクトゴンは2代目の1950年代後半~1960年代に作られたレンズで、3代目は1970年代の製造で、マルチコーティングが施され、F値にも改良が見られ、35mmの場合F2.8だったものがF2.4に、20mmはF4からF2.8へと進化を遂げているそうです。

「ゴン」というのは「角」を意味するギリシア語で、そこに接続する形で、ディスタゴンであれば英語で言うところのディスタンス(距離)、ビオゴンであればバイオ(もとは連鎖・連結を意味するラテン語)、フレクトゴンではリフレクト(反射)という言葉が見出され、つまりフレクトゴンは、リフレックス/反射機構を特徴とするカメラのために作られたレンズであるという説が一般的なんだそうです。

このフレクトゴンにはM⇔A絞り切り替えスイッチが付いていないけれど、絞り込みボタンが付いているので、絞り連動ピンを押さないタイプのアダプターでも絞りを絞ることができます。

このフレクトゴンの一番の特徴は最短撮影距離18cmと驚くほど近接撮影能力があり、最短撮影時には2cmもレンズの先が飛び出すんです。

そして面白いことに、それに伴い自動で開放絞り値がF2.8からF4へ動いてゆくんです。(^▽^*)

 

短の場合こんなに長くなるので自動で開放絞り値が変わるようになっているようで、うまく作られているものですね。まるで望遠レンズのようです。(^-^*)

ただ、再び縮めた時に自動で元の開放絞り値に戻ってくれないので、忘れずに自分でF2.8へ戻さなければなりません。(^^ゞ

フレクトゴンはこんなマクロ的な撮影もできます。

ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/200、WB太陽光、ISO100、MF

もう少し、絞り開放の写真を。(^-^)

ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/640、WB太陽光、ISO100、MF


ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/160、WB太陽光、ISO100、MF
(近接撮影のとき、絞りはF2.8とF4どっちだったか悩みますね。^^ゞ)


ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/1000、WB太陽光、ISO100、MF

とても自然で落ち着いた色合いで、柔らかで滑らかな写りがとても素敵ですね♪(^-^*)

ただ、場合によってはボケが少々うるさくなるようですが気になるほどじゃなく、ちゃんと写せば素晴らしく滑らかで柔らかなボケを見せてくれるようです(^-^)

柔らかで滑らかな写りとマクロ的な使い方が花撮りにぴったりだし、スナップ写真とか広角的な使い方までばっちり幅広く使える素敵なレンズですね。(*^^*)

フレクトゴンを連れてお出かけするのがとても楽しみです♪(^-^)

さて、今日の晩御飯です。

鶏カツ

ボイルヤリイカを酢味噌で

ワインは、ブルゴーニュのピノを飲んでみました。

BOURGOGNE PINOT NOIR 2002
ブルゴーニュ ピノ ノワール

生産者:DOMAINE GASTON & PIERRE RAVAUT
      ドメーヌ ガストン エ ピエール ラヴォ

葡萄品種:ピノ・ノワール 格付け:BOURGOGNE AC タイプ:ミディアムボディ

輸入者:エクセラ 購入価格:1980円 購入店:お手軽ワイン館

コート・ド・ボーヌと、コート・ド・ニュイとの境界に所在するこのドメーヌは現所有者で6代目で、1920年に、ガストンが会社(ドメーヌ)として創業し、ピエールはラドワと言うマイナーなアペラシオンの地位向上に努め、現在では世界中のワイン愛好家が直接買いにくるほどだそうです。

「早飲み」タイプのワインが造られている中、このドメーヌは長く保存ができ、瓶詰め後に様々なタイミングでその味わいを楽しめるよう造っており、あくまで果実味を重視し、樽香に関しては、控えめにするよう努めている為、新樽はあまり使用していないそうです。

キャップシールを取ると見事吹いていてコルクをかいでみるとすっぱい香りがしたけれど、グラスに注いだ途端、イチゴジャムの甘く美味しそうな香りが辺りいっぱいに広がってほっと一安心です。

エッジに可愛らしいピンク色が入る、艶やかでやや濃いめの深みのあるルビーレッド。

グラスに近づくと、イチゴジャム、バニラ、カシスリキュール、フランボワーズ、生肉、クローブ、カラメル、小梅ちゃん、ブルーベリージャム、バラの花、微かにミント、コンポートした白桃、オレンジ、グレープフルーツの甘く優しい香りが柔らかに香ってきました。

飲んでみるとその香りに加えさらに、プラム、森の下草、きのこ、若木、ドライアプリコット、クランベリージャム、コンポートした洋梨、コーヒー、砂糖入りの紅茶、タバコ、巨峰、シナモン、セージ、スミレの香りが感じられました。

余韻は長めで、カシスリキュール、フランボワーズ、小梅ちゃん、紅茶、イチゴジャムの甘酸っぱい香りとともにミントのすっとする風味と香りがずっと心地良く漂い続けます。

とてもきめ細かなタンニンで、優しく柔らかでとても滑らかな心地良い舌触り。

すっきり引き締まった酸味の中に、しっとりと落ち着いた果実味と優しい甘味が見える端正な味わいで、じっくりしみ込んでゆく深みのある旨みと程よいコクもあり、繊細できめ細かでエレガントさもあるとても美味しいピノです。

前に同じヴィンテージを飲んだことがありますが、前よりずっと美味しくなっています。ピータンポイントは、89点ですね♪\(^▽^)/

さて、昨日のコルティジャーノは、昨日よりさらに香り立ち、旨みとコク深まってもっと美味しくなっていました。

鶏カツとコルティジャーノはソースありで合わせると、ワインの香りと旨みとコク深まり、パパパパーンポイント99点の素晴らしいマリアージュになりました♪(*´∇`*)

ピノ・ノワールと鶏カツはソースなしで合わせると、ワインの香り立ち、旨みとコク深まり、パパパパーンポイント99点の素敵なマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ

付け合わせの平茸とコルティジャーノはそのままだとまあ合うぐらいだけど、ソース付きだとぐーっとワインの旨みとコク深まり、パパパパーンポイント95点のマリアージュに♪ヾ(=^▽^=)ノ

平茸とピノ・ノワールはやっぱりソースなしの方が良く合っていて、ワインの香り立って旨み増し、パパパパーンポイント94点のマリアージュになりました♪ヽ(*^^*)ノ

ボイルヤリイカとピノ・ノワールと合わせると、ワインの香り引き立ちなかなか良く合っていました。

コルティジャーノとボイルヤリイカを合わせると、ぐっとワインの味引き締まり、旨みとコク増して、パパパパーンポイント95点のびっくりなマリアージュになりました♪(*^▽^*)

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Last updated  2008.06.03 22:34:03
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 Vignoble PTAN@ 可愛いですよね~♪ ぱんだしゅりけんさん、こんばんは。(^^) …
 ぱんだしゅりけん@ Re:猫ポスト(02/01) このポストはかわいいですね!「ちょこん…
 Vignoble PTAN@ ありがとうございます♪ シュブロかおりさん、こんばんは。(^^) …
 シュブロかおり@ Re:雪の馬籠宿(01/31) 雪景色が美しいですね。 ブログ”ブルゴー…
 Vignoble PTAN@ 冬の光景って良いですね 大阪のキー坊さん、こんばんは。(^^) …
 大阪のキー坊@ Re:雪の馬籠宿(01/31) うーん、いいね! 明彩削ぎ落とし、あっ…
 Vignoble PTAN@ わぁ♪ 大阪のキー坊さん、こんばんは。(^^) …
 大阪のキー坊@ Re:雪に南天(01/27) ここで一句、 「雪に競る 南天の結実 …
 Vignoble PTAN@ コルトレーンはいいですね♪ 大阪のキー坊さん、こんばんは。(^^) …
 大阪のキー坊@ Re:雨上がりの夜(01/24) John Coltrane、久し振りに聞かせてもらい…

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