グラスに注いだ途端、甘く熟した果実の美味しそうな香りが辺りいっぱいに広がりました。おっ♪、今度は当たりかな♪、とちょっとわくわく♪(^▽^*)
エッジに暖かな茜色が入る、しっとりと艶やかで深みのある濃いめの真紅色。
グラスに近づくと、最初アロエのすごく苦い香りが強く感じられ、臭い。。。、と思わず呟いて顔をしかめてしまいました。( ̄~ ̄;)
ぐるぐる回してみると、一瞬だけ消えるけれど、再び現れます。(´へ`;
頑張って他の香りを探してみると、その中からさらに、カシスリキュール、煮詰めたプラム、ブルーベリージャム、バニラ、チョコ、カラメル、オレンジマーマレード、コーヒー、天津甘栗の甘く香ばしい香りが強く感じられました。
恐る恐る飲んでみると、アロエの香りは杉の香りがすごく強くて、アロエを連想したと判明です。
それから、アーモンド、タバコ、焦がした木、ドライアプリコット、ダージリン、クローブ、湿った土、きのこ、アメリカンチェリー、インク、桑の実の香りが感じられました。
余韻は強い杉の香りが他の香りを邪魔してどの香りか分からなくなっているし、杉の強烈なスーッとする風味と、やっぱりアロエのような強烈な苦みが残り続けます。
昔、アロエの葉と杉の葉を口にしたことがあるけれど、その時の強烈な香りと苦さを思い出しますね。まるで、杉の葉と一緒にワインを飲んでいるようです。(>_<)
何だか、喉の風邪に良さそうです。(^^;ゞ
力強くもきめ細かなタンニンで、とろりとしたコクを感じるまろやかでとても滑らかな舌触り。
そのタンニンと、力強く厚みがあってがっしり引き締まった酸味が、ふっくらとしたたっぷりの果実味と、まろやかでとろりとした甘味を全体とともにしっかり引き締め、がっしりと力強く引き締まった骨太で飲みごたえたっぷりの味わいを作り出しています。
まろやかな旨みはしっかりあり、きめ細かさも一応あって、杉の香りと風味さえなければなかなかの味だったのに、とても残念なワインです。
さて、昨日のエルヴェ・ラロックは、昨日より香り開き、旨みとコクとまろやかさ増してもっと美味しくなっていました。
牛肉とエルヴェ・ラロックを合わせると、ぐーっとワインがまろやかになって旨み増し、パパパパーンポイント98点の素敵なマリアージュになりました♪(*´∇`*)
クロード・ラ・シャペルと牛肉は、毒には毒を、香りには香りをということでローズマリーを添えると、ローズマリーが杉の香りを抑えてくれて驚くほど良く合うようになり、さらに、長芋とろろがあったので試しに一緒に合わせてみると、とろろがワインにまろやかさを与え、ぐーっと旨みとコク増して、パパパパーンポイント96点のびっくりなマリアージュになりました♪('o'*)
黒豚とエルヴェ・ラロックを合わせると、ワインの香り引き立ち、旨み増し、パパパパーンポイント97点のマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
親鳥串とエルヴェ・ラロックを合わせると、ぐっとワインの旨みとコク増して、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ
黒豚と親鳥串とクロード・ラ・シャペルもローズマリー付きで合わせると、ワインの旨みとコク増してとても良く合うようになりました。
一応料理と合ったし、がんばって半分ぐらい飲みましたが、もうそれ以上はギブアップでした。
タンニンが荒いとか、酸味が暴れているとか、甘味が強すぎるとか、そっちの方がまだはるかに飲めますね。久しぶりの大外れワインでした。(^^;ゞ
残りはどうしましょう~。カレーならこの香りを消してくれそうだし、入れても大丈夫かな。安いワインで良かったです。(^^ゞ