ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

先日、かぼすそうめんの日記をアップしたら、コメントをくれたヒトがいて、誰だっけ？　と思いながら読んでいたら、昔なじみのお友だちでした！

こういうことがあるから、ブログってうれしいですねえ。

このお友達とはもう２０年以上のおつきあいをしていて、大学生のときからほんとのほんとに大好きっ！　なお友達なのですが、途中から陶芸家になって、そして素敵な陶芸家のご主人をみつけて結婚して、いま栃木県に工房を構えているんです。すっごく仲良しだったんだけど、そんなお互いの環境の変化にともない、もう、かなり長い間逢えていません。
でも、逢えないけど、大切。そんなお友だち夫婦なんす。

うちのお皿は、この二人の作品がとっても多い！
いや、数として多いのではなくて、食卓にあがる頻度がすごく多いんです。
なんつのかな、作者の人柄が浮き出るというか。
ほんわかと、ごはんがおいしく見える。
でも、ちゃんと品格がある。

昔むかしに、彼女が作っていたかわいいお皿をはじめ、
茶器の作家としてもすごい実力を持つ夫さんが東京で個展をするたびに買い集めてきたお皿が
気がつけばこのブログでもいっぱい写っていましたー！

彼女がブログを覗いてくれてとってもうれしかったので
ちょい、このブログで登場した彼女たちのお皿をラインアップしておこうっと！！

四角い取り皿は彼女の作ー！　これはパーティなどでも大活躍だし、いつもの夕ご飯で頻繁に登場するお皿です。大きさがいんだよねー。

これはカレー皿。柄がかわいいんだよ！　色もいいでしょ？

お魚、串かつにちょうどいい横長の角皿。これもよく使うなあ。像がんの柄がとってもかわいい！

同じ柄のスープ皿。大きさがちょうどいいんだけど、ひとつ割れちゃったの。涙。

かつおのたたきが乗ってる細長いお皿。これは彼のほうの作品！　この形ってほんとに便利なんだよねー。

これも彼の。粉引きの白が食材を引き立ててくれて、ふちには金箔がはいてあって、ちょい豪華にも見えるんだよねー。

右下のごはんが入っているものは、茶器として買ったものを使いまわしてます！

彼の本領はこうした象嵌作品で、これで宮内庁にも納入しているんだよー！　ほんとにすごい手仕事。こんなお皿を普段使いできるってうれしいです。

大鉢類は、ほんとにパーティで重宝します。この茶の色が大好きなんだー！

ほかにもさ、かわいいのがいっぱいあるので、またアップしますねー！
今日は彼のほうの個展で、横ながの素敵な鉢を買ってきたので、今夜はそれにごはんを盛ろう！

私は、やっぱり土っぽい中に、現代的な感覚が上手に取り込まれた作家物が大好き！ 普段使いは、たいていこういったお皿。実は私も陶芸をしていたので、自作のお皿も結構あります＞笑
あとは、完全にヨーロッパのきんきら的磁器が好み＞笑 　こちらは完全に観賞用です。ヘレンド、リモージュが大好き！

お皿は楽しいよねええ！！！！

あ、お友だちの彼女のほうは子育てで忙しくって、最近作品を発表していないのですが、彼のほうはちょくちょく東京で個展をしているので、よかったら見に行ってねー！　日常使いできるお皿もいっぱいあって、彼のカフェボウルとか、粉引きの作品類は、栗原はるみさんも気に入って本などでたくさん使っていらっしゃいます！

きっちり京都で伝統芸の継承をしている人なので、茶器は秀逸！　お茶する人はぜひ一度手にとってみてねー。もう、うっとりものの象嵌なんです。

http://www.mashikoya.com/

ここのお店で、トップの特集記事のところにある向山さんという作家さんの「釉彩の技」ってところを見てねー！

（直接リンク張ろうとしたら、あまりにでかでかとお名前とお写真が出るのでやめましたー）