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カテゴリ:ひとりのおいしい昼ごはん
私は「ダイエットはきなくさい」と思っているクチです。
最近のヒステリックなメタボリック防止って何よ、だからどうした? とも思っています。 理性を持ってなにかを制限することを「善」とする風潮はいやです。 私の友人は、これを「手段の目的化」と言いました。 目的となりえないものを目的として努力するという時点で、自己を見失う。 そもそも、健康であること、太っていないことがそんなにえらいことか? いま、ちょっと病になること、太っていくことが 人生の中でとても意味があるという状態にある人も いるんでないの? さて、そんな私が最近少々食事を管理しています。おおー! 言動不一致じゃん!>笑 でも、いままでのデニムやスカートが一切入らなくなっちゃったんです! わが家のお財布を守るためにも、ここは 新しいサイズの服を買い集めるよりも 私がちょっとだけウエストを絞るほうが確実に安上がりです。 よって、3キロ減らす、というダイエット週間に突入中。 (今はけるスカートを2枚だけ新調する、という対策も平行中>笑) さて。 自分で言うのも何ですが、私はその気になれば体重は絞れます。 (いや、ホント)。 で、同様に菜食になってみたり、マクロビオティックしてみたり 禁酒もできますよ。たぶん、食事制限もちゃんとできるクチです。 あらま、私って結構理性の人なのかも>笑。 でもね、ちゃんとできたあとの自分の状態を知ってるからこそ いたずらにそういう状態になってしまうことの怖さも感じるわけです。 お肉を食べなくして、刺激物を避けると体と心の状態は激変します。 これは本当に如実に変わります。 はじめてこの手の体験をしたときは、そりゃもう夢中になりました。 でも、そういう状態は自然ではなく、無理があると強く感じるから 「健康な今はしなくてぜんぜんOK!」って今はもう思います。 ダイエットに夢中になると、ゆるんだからだの人が「自己管理できない人」 と見えるようになっていきます。 お肉が悪、油が悪、甘いものが、お酒が、間食が悪と感じるようになっていきます。 うっかり誘惑にまけて食べてしまった自分を責めることも増えます。 そういう「制限」や「選別」の視点が人生に増えることに いったい何の意味がある? 基本がYESで成立しない自己像をかかえて何になる? ああ、また前置きが長いよ。 すっかりアンビヴァレントじゃん!>私。 今日の1品はパプリカとカレースパイスをきかせたソーセージポトフ。 がっつり作ってたくさんいただく。 スープと野菜で、しっかりとダイエット食です。 でもダイエット教メニューを続けて作っちゃうと 必ずゆり戻しが来ます。 なので、こんなものでバランスをとる。 ポトフにトッピングしているのは、中沢クロテッド。 こってりした生クリーム。 サワークリームより脂肪分は断然多いです。 ああ、でもこの口当たり。 一口で大満足しちゃうほどの存在感で、ちょっと口寂しい時にぺろりと一口。 むふふー。 これとメープルシロップをまぜて夏みかんと一緒に食べたりして 反動を防いでいます。 なーんて言いながら、2週間で2キロやせた時点で ああ、もうダイエットは終わりでいいかなあと思っている私は 明日は昼からお風呂に行って、ビール飲んでいっぱいおいしいもの食べてくる予定。 体重が戻っても 食べてしまった罪悪感や、食べてはいけないものなんかを日々増やすぐらいなら 時間をかけてウエストの大きい服を買い足していけばいいかな? なんて思ったりもしているこのごろです。 中沢クロテッド。 私のひそかな背徳の楽しみです。 ああああ、やっぱりこってりクリームの乗ったパウンドケーキを明日焼こうっと! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月06日 22時07分04秒
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