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カテゴリ:便利なキッチングッズ
ごはんの話ばかりなので、ここいらでキッチングッズのお話を。
台北の旅に出るとき、心に決めていたことがありました。それは セイロを買うぞ! ということ。 スチームフードについては、これまでとっても興味があってあれこれ試してみてはいたのです。でも木のセイロは、扱いが難しそうなのと、何より収納場所がないということで敬遠していました。なので、蒸し鍋を使用。あれこれ併用できるし、こっちのほうが合理的、とね。 ところが、出発前に偶然手にしたこの本。 平松洋子の台所。 ここに、木のセイロがとってもいいという平松さんのエッセイが。 平松さんの背筋がしゃきっと伸びた暮らし方は、本当に素敵だなあと思います。 しっかり芯が通ってる。でも、清貧だとかエコだとか、おばあちゃんの知恵なんていう大義名分の方向性じゃぜんぜんなくって、重厚に豊穣で真の知性や感性や文化が根底に流れている感じ。もう引用したくなる文章がいっぱい! そんな平松さんが「セイロがいいよ」と言っている。 一度挫折して、その後にまた開眼したという経験談も説得力があります。蒸し鍋でたらたらと垂れてしまう水滴が、木のセイロは一滴も垂れない。置き場所がないと思っていたけど、冷蔵庫の上にでもポンとおいときゃいいのよ、とあります。 おう! 買うよ、台北で。 ということで、到着2日目。 さっそくディープな問屋街、迪化街へタクシーをびゅん! 迪化街ってのはこんなところ。 いいでしょいいでしょ、血が騒ぐでしょ??? http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/200401/guide/1pon/index.html 漢方や乾物の問屋街のずんどまりのあたりに、手作りのざるや竹製品を売ってるお店が数軒あります。狭い間口に山積みのセイロ、桶、ザル。 もちろん店員さんは英語も日本語も理解不能。身振り手振り、値段は紙に書いて教えてもらい、夢中でとにかくこれだけ買いました。 25cmセイロとふた。 写真にはありませんが、セイロ専用にこの大きさに円形にカットしてステッチしてある蒸し布。(これがほんとに便利!)2本あるのは、餃子用の竹のへら。 もっといろんなサイズが欲しかったし、できればこれが2段欲しかったのですが、どう考えても持って帰るのが大変です。理性をキュルーっと働かせてこれだけ。 このセイロ、蓋とセットで150元。なんと500円足らずです。 へらは20元。70円ぐらいだよ。 街中で買えばもっと高いのです。でもここは問屋街。とってもお安く、でもきっちりと質のいいセイロが手に入りました。とってもきれい。 もっといっぱい買ってくればよかったなあ>笑 ま、旅のお土産はこの程度がいい思い出になっていいんですけどね。 で、肝心のセイロ。 これが平松さんの言うとおり、ほんとのほんとによかったです!! 水滴が1滴もたれずに食材がふんわりと蒸しあがります。これはため息ものだなあ。 いい買い物をしました! さて。 ほかにも日本のドンキホーテのようなスーパー勝立百貨店を回って、こんなものをみつけてきましたです。これは台北の街中にある、普通の普通のホームセンターみたいな場所。 私、ほんとにこういう場所が好きなのです。 ステンレスの小なべ。おわん、茶筒、茶漉し。 このおわんは二重構造になっていて、熱いものを入れても手で持てる仕組みです。200円ぐらいです。かわいくて安い! いろいろ使い道を考えてわくわく。 台北で茶芸館に入ると、お茶請けがかわいい豆皿に載って出てきます。ここにいつも添えてあった楊枝。よく見ると、両側がとんがっていて日本のものより細め。これは要チェック! ということでみつけて買ってきました。繊細な感じで大変よろし。 日本でもたまに見る太い綿棒だけど、商品名が気に入りました。 大頭環保竹綿棒 大頭 ですよ、大頭。 こちらは50円ほど。犬の耳掃除に使おうと思い購入。 これはかなりヤバイでしょう。日本では到底売れません。どこのドラッグストアに行っても入り口付近に「黒人」の山積みでした。いいのか。 そして、今回の台北の買い物での一番の掘り出し物がこれでした。「離婚協議書」。スーパーの文具売り場で、領収書やメモ帳に混じって普通に並んで売られていました。120円程度というお安さも魅力。財産分与などの明記をして、保証人がサインする欄つきです。日本もこういうの習慣にすればいいのにねえ>笑 そして最後の極めつけ、「科学麺」。 食べたいような食べたくないような。でも絶妙にパッケージがかわいいです。 さてさて、きりがないので全部はやめとこう。 もっとおしゃれなものも買ってきたので、そちらはまた今度(まだあるのか。。。。。)>笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月09日 22時00分06秒
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