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カテゴリ:お野菜ばんざい!
以前、スティーヴィーさんが教えてくれたシシリアン・ルージュ。
まだ試してみる機会がありません。 ぽちっと押すだけのことなんだけど、きっかけっていうのがなかなかないもので。 そんなシシリアン・ルージュの誘惑を背負いながら日々暮らしていたら いつもの八百屋さんに「調理用トマト」っていうのをみつけました。 イタリアに行くと、こういうトマトがたくさんあります。 日本の丸っこくてやわらかいトマトなんてほとんどなくって 細長くって固いものが主流。 で、このトマトが火を通すと、こってりとコクがある酸味と濃厚な味で 煮込みとか、すっごくおいしいんですよねー。 そうそう、これこれ。 調理用トマト買おうっと!!! 赤くて小さくてとってもきれい。 水気が少なくてぎゅっと詰まっています。 日本のトマトだと、こうして煮込みにするときには中の種を取り除いたりするけど 調理用のものなら、細かく切ってもそのまま使えてラクチンだなあ。 こういうトマトが気軽に流通するようになったのは、とってもうれしい! ということで、ダイエット中でもあることだし 動物性油脂もたんぱく質もゼロのラタトゥイユで夕食としました。 オリーブオイルとにんにくを効かせて。 だーい好きな一品。 最近食の危機が叫ばれたりして、農水省(不祥事ばっかりだけど)あたりからも 国産を食べよう! という動きが盛んに出てきてますよね。 農水省のHPなんかを見ても思うのですが 国産を食べよう、ごはんを食べよう=日本食を見直そう! みたいな筋書きになりがちで でも、日本は輸入に頼っているので、伝統的な日本食でさえ、そのほとんどを自給できていないのだ、なんてペシミスティックな情報が流れがちなんだけど。 この調理用トマトは、日本で作ってるものなんですよね。 でもって、シシリアン・ルージュも日本の畑で取れるものが流通してます。 このラタトゥイユは、すべて国産の野菜を使って作られているんだよー。 それでいけば ごはんに煮魚に味噌汁なんてメニューを考えなくたって ラタトゥイユにパエリアという組み合わせで 100%国産品を使ったメニューもカンタンにできちゃうわけで。 ここまで食文化が発達した日本で いまの若い世代にごはんだごはんだ、日本の食卓だとステレオタイプな発想を押し付けても意味がないって私なんかは思っちゃう。 身近な食材で世界のごはんをおいしく作って食べたいなー。 ということで、調理用トマト。 今日は近所の安売りスーパーでも発見。(しかも安いし)。 うれしいなー。 こういう食材が増えてくれると、なんかわくわくしますよねー。 また買ってこようっと! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年09月29日 19時59分41秒
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