カテゴリ:生きとし生けるもの
今朝、こまさのお気に入り(じつはちゅにむも
お気に入り)の「仮面ライダー剣(ブレイド)」が 最終回を迎えました。(>0<)。。。。 涙なしには見られないラストでした。 詳しい内容を説明する時間とスペースがありませんが、 人類と人間でない生き物とが互いの 生存をかけて戦い続けておりまして、 主人公は仮面ライダーとして、人類を守るため、 その人間でない生き物の力を借りて戦っていたのです。 ところが、その中の一体が「人間として生きたい!」 という願いを起こされて、そう生きるように 踏み出したのです。 しかし残念ながら、彼が生き残ること=人類の滅亡 につながってしまう(彼自身の意思とは無関係に) ので、彼も苦悩し、また、彼を人間として迎え入れたい 主人公も苦悩するのです。 彼を滅ぼさず、人類も滅ぼさない方法、それは、彼と 同じ人間でない生き物をもう一体生み出すことでした。 そして主人公は、自分が仮面ライダーに変身し続ける時、 自分が、人間から、その生き物に変化してしまうことを 知っていました。 主人公は決断します。「オレが人間であることを捨てよう。 そして彼を人間として生かし、同時に人類を救おう」 そして最後に主人公は人間から、彼と同じ生き物へと 変化をします。このシーンがとても感動的でした。 変身を解いた主人公の顔の傷にこびりついた 真っ赤な血・・・ そして次の瞬間、主人公の袖口から緑色の血が したたる・・・(それがこの生き物の血の色なのです) 相対していた、彼がはっとする。「お前・・・」 そして次の瞬間アップになる主人公の顔・・・ その傷口の血の色もまた、 緑色に変わっていた・・・ ああ、とうとう・・・ これで、彼は生きられる、そして人類も滅びない。 しかし、その生き物同士が近くにいると 互いに戦いあわなくてはいけない定めにあるため、 主人公は、仲間の前から永遠に姿を消し、 一人去って行くのでした。 「お前は、人間としてみんなの中で生きろ。オレとお前は 二度と会うことはない」 「どんなに遠くに離れてもオレたちは戦わなければならない。それが運命だから」 「オレは運命と戦い続ける。 そして運命に勝ってみせる。」 友を生かすため、自ら犠牲を負い、にっこり笑って 去っていく主人公・・・ わたしはそこに主イエス様が「これより大きな愛はない」 と言われた十字架の愛を見ました。 仮面ライダーシリーズは「変身!」のかけ声と共に 変身します。わたしはある時からその「変身!」を 「献身!」と聞くようになりました。 「献身」とは通常、一般のクリスチャンが、主イエス様の ことを人々に伝える牧師になることを言います。そのため には、自分の計画、夢を変更しなければなりません。ある 意味、他者を生かすために自分を殺す、犠牲を払う生き方 です。仮面ライダーが何のために変身するのか?いのちを かけて人々を守り、生かすため、それは主イエス様の 十字架の愛に似ているし、牧師の献身につながるなあ (ごろも似ているし)と思うのです。 宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」ではありませんが 「サフイフモノニ ワタシハナリタイ」と 仮面ライダーの最終回を見ながら、ひとりもの思いに ふけるちゅにむなのでした。 いと深し、仮面ライダーの世界・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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