カテゴリ:生きとし生けるもの
中国・韓国の反日デモに心痛む。
韓国には「独島(竹島)はわが領土」という歌があって 童謡のCDに入っている。うちの奥さんが韓国に行った ばかりの頃、よく流れていたそうな。 地上に国境のない国に生まれ育ったちゅにむだが これまでに2度、国境を見た。1度はエジプトとイスラエルの 国境。バスで通過した。 国境を越えた瞬間、文字もあたりの雰囲気もがらっと変わった。 別にクリスチャンだからイスラエルの味方になるわけではないが、 イスラエルの「自分たちの国は自分たちで作り、守る」という 気合とエジプトの「なんとな~くけだるいやる気のなさ」が 際立って対照的に感じた。 2度目は正確には軍事境界線。そう38度線、北朝鮮と韓国をへだてる ラインである。完全武装の兵士が歩き回り、恐ろしい緊張感に戦場を印象 づけられた。「このラインのこちらと向こうは確かに戦争している。」 でも、そのラインは本当はあるべきはずのないもの。一つの国であるべき なのに。そしてこのラインにはわが国が大きく関わっている。それは まぎれもない事実。 国境ってなんだろう。地図には当たり前のように書いてある。でも当然 実際の大地にあるわけではない。それは歴史のどこかの時点で 人間の作った約束事にすぎない。 人間の作ったものだから、人間が書き直してもいい。 国境がすべてなくなれ!とは言わないが、 「歴史的にみたわが領土」なんて議論は意味がない。 あの島が竹島になるのか、独島になるのか、それは過去の歴史に 頼ることなくこれから作っていけばいいのではないか? これから国境を作っていけばいいのではないか? みんながしあわせになれる方法で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月19日 16時07分14秒
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