初めての1泊旅行 ~北兵庫道の駅めぐり~ 【前編】
娘が生まれて、初めての家族旅行です。といっても、近場で一泊、のんびりドライブ旅行です。行き先は、北兵庫。主な目的は「道の駅」めぐりです。一番心配していたお天気も上々!いざ北へ向けて出発!!最初の目的地は、今年7月オープンしたばかりの道の駅「但馬のまほろば」。ここで昼食の予定ですが、道路はすーいすい、11時半頃到着かな?と思っていたら。。。播但連絡有料道路の終点(和田山JCT)から、北近畿豊岡自動車道で行くのですが、この和田山出口で2Kmの渋滞とのこと。。。道中快適だったのに。2Kmだったら、まぁ仕方ないか、と思ってましたが、もう全然動かない!!この2Kmの渋滞を抜けるのに、30分ほどかかっちゃいましたよ。ずーっと1車線だから、北近畿豊岡自動車道へのJCTへ行くにも出口渋滞につき合わされるという仕組み。。。はぁ。何はともあれようやく渋滞を抜けて、「但馬のまほろば」に着いたのは12時過ぎ。お昼ごはんにぴったりの時間になってしまいました。道の駅だけど、北近畿豊岡自動車道のPAと兼ねています。なので雰囲気的には、PA色が強いかな?でも新しいし、広いし、なかなかいいところでした。まずは腹ごしらえ。普通のSAみたいに、ちょっとお高い系のレストランと、セルフの軽食コーナーがありました。私が道の駅での食事のポイントとしてるところは、「その土地の特色」。ここのレストランの方では「スローフード」をコンセプトとしているらしい。。。スローフードと地場産の食材とはあんまり関係ないよね?軽食コーナーの方は?こちらは普通にカレーやラーメンや丼物。うーん全然地域色なし。と思ったら、唯一(?)「まほろばうどん定食」と「まほろばラーメンセット」というメニューがありました。道の駅の名前をつけてあるということは、地域色ありか?ということで、これに決定。 どちらにも共通して鶏肉が入ってました。たぶんこれが「まほろば」なのでしょう。。。(笑)地鶏ということでしょうね。たぶん。この鶏肉が柔らかくておいしかったので、メニュー選択は正解ということで。ボリュームもあり、娘の分はとりわけで十分でした。軽食コーナーだけど、子供イスもありましたよ。食事も終わり道の駅探索。道の駅おなじみの地採れ野菜の直販コーナーもありました。自動車道のPAですが、一般道からの駐車場もあり、地元の人と思われる人も多かったようです。建物裏手には芝生広場もあり、屋外のベンチでお弁当食べてる人も多くいました。 付帯施設の「時空の交流」は、この自動車道建設にあたって出土した土器などを展示してありました。子供が喜ぶような遊具とか広場がなかったので、娘にはちょっと物足らなかったかな。。。1時間ほど滞在して、次は一気に日本海まで!次の予定地、「城崎マリンワールド」へ向かいます。豊岡市内に入ると軽く渋滞してましたが、1時間20分ほどで城崎に到着。2時半少し前ですが、ちょっと日も傾き気味。山沿いだから。。。?「城崎マリンワールド」は私は3回目。1回目は大昔。私が小学生の頃。このときは前身の「日和山遊園」といっていたころ。海のテーマパークといったところでしょうか?ほとんど覚えてないんですが、海女さんのショーとかありましたねぇ。2回目は10年ほど前。結婚して間もない頃でした。(年がばれるなぁ。。。)このときは既に「マリンワールド」に変わっていて、水族館になっていました。そして今回で3回目。またまた前回来たときから、リニューアルしてたみたいで、でっかい水槽がお出迎えしてくれました。娘は最初は「わぁ、おさかなだー!」と食いつきよく飛び出していったのですが、そのうち水槽の魚よりも、通路や階段の方がおもしろくなったようで、順路を無視して、勝手に走り回りだしました。もう手がつけられない!言うことを全く聞かない!!そりゃ、ずっと車に乗りっぱなしで、体力が有り余ってるんだろうけどさ。。。私たち夫婦は水族館大好きで、結婚前から数えると10箇所以上は行ってます。今回も水槽がリニューアルされてて、とても楽しみだったのに、ゆっくり見てまわる余裕なんてありませんでした。イルカショーも5分ほどで娘がじっと座ってられなくなり、ギブアップ。せっかく目の前に初めての日本海が広がっていても、やっぱ階段の昇り降りの方が楽しいのかい。いくらJAF割引があったとはいえ、大人一人2000円ほどの入場料分は楽しめなかったように思います。はぁ。もうちょっと子供らしく、イルカショーやペンギンに興味を示してくれてもいいのになぁ。勝手に走り回る娘に振り回され、へとへとに疲れ4時半ごろマリンワールドをあとにしました。娘はと言えば、お約束の爆睡。あとは宿へ向かうだけです。お泊りは先日初めて楽天トラベルを利用して予約した「但馬楽座」。 道の駅にもなっている、公共の宿です。城崎からまた南へ戻ること1時間少々、もうすっかり日が暮れた中、目の前に見えてきた但馬楽座の灯りは、私たちを出迎えてくれるようでほっとした思いです。ここは以前道の駅として利用したことがありましたが、泊まりは初めて。公共の宿で、宿泊料金も1泊2食付で大人一人10,600円とお安いので、過剰な期待はせずに行きましたが。。。部屋の扉を明けて、まずその広さにびっくり。まぁ、予約の時点で和室10畳ということは分かってましたが、畳も新しく、清潔感のある部屋でした。生花も花瓶に生けてくれてたし。さてさて、初めて宿にお泊りする娘は、どんな反応をするかな?と思ってたのですが、全く躊躇することなく、部屋へと入って行き、一番に座布団に座り込んだのでした。娘の料金は、食事なし布団のみの設定で1050円。それでも、ただ食事がないというだけで、ちゃーんと1人分として扱ってくれていて、座布団も3枚、お風呂タオル・バスタオルも、歯磨きセットも3人分、浴衣も子供用が、スリッパもミニーマウス柄の子供用が用意されてありました。食事の時間まで1時間ほど、娘用のおもちゃとかは何も持ってきてなかったんですが、部屋においてあったアンケート用のえんぴつと紙でお絵かきを楽しんだり、あとは広い部屋が嬉しいのか、ぐるぐると座卓の周りを何周も走り回ってました。そしてお食事。公共の宿ですが部屋食です!当然二人分だけの料理が運ばれてきたのですが、娘が「こどものごはん!!」と何度も叫んだのはちょっと恥ずかしかったなぁ。。。「はいはい、ちょっと待っててね。」と、子供用の器をもってきてくれました。 「待ちきれないよー!」お料理は、予約の段階で会席料理かしゃぶしゃぶ鍋か選べましたが、会席料理にしてました。正直この料理もあまり期待はしてなかったのですが、今までの公共の宿の料理の中では、一番良かったです!写真では分かりにくいですが、但馬牛のミニしゃぶしゃぶ鍋に、松茸の土瓶蒸、茶碗蒸しにも松茸が入ってました。お造りは、ブリと中トロと甘えび。1切れがすごくでっかい!あともろもろキレイに盛り付けられたおかずの数々でした。娘にもいろいろ取り分けてあげることができました。わかさぎのてんぷらを、頭から食べる姿は頼もしい。。。(笑)但馬牛も柔らかくておいしかったよねー。松茸の土瓶蒸なんて、2歳児には贅沢すぎ!!お猪口に入れてやると、ぐびぐびおいしそうに飲み干してました。お部屋でゆっくり食べれて、ほんと大満足でした。お風呂も温泉。地下1階が大浴場になってるのですが、受付があり、中にはロビーがあって、その両側に男湯と女湯があります。いつも夫婦二人で泊まるときは、鍵のこととかもあるので別々に順番に風呂へ行ってましたが、ここではロビーで待てるので、3人いっぺんに行くことができました。私は妊婦なので、一人でも細心の注意で入らないといけないので(おまけにド近眼だし!)娘は旦那に任せて、私は一人のんびり入らせてもらいました。お風呂も結構広かったです。洗い場も。先日の妊婦健診で「熱いお湯に長い時間はいると、のぼせやすいのでそれだけ気をつけて」と言われていたので、もうちょっと入っていたい気持ちを抑え、あがりました。浴衣を着てロビーへ戻ると、ジャストタイミングで娘と旦那も出てきました。心配していた娘ですが、大人しく初めての大きなお風呂に入ってたそうです。湯船はちょっと緊張して、しがみついてたらしい。。。子供用の浴衣がメチャ可愛かったわ♪ 部屋に戻ってからも、嬉しくて嬉しくて仕方のない娘は、敷いてある布団の周りをまたまたぐるぐる走り回るし、3組の布団全てに入ってみては、寝心地を確かめてる様子。こんなハイテンションで、果たして寝てくれるんだろうか。。。それでもなんとか10時過ぎには就寝。私たち夫婦も、11時過ぎに就寝しました。2日目に続きます。。。